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てる コラム

【検証】コーヒー豆を買えば、1杯いくらでコーヒーが飲めるのか??


コーヒー豆を買おうと思った時に、みなさんはどこに行きますか?コーヒーをはじめてみようと思う方は、スターバックスやタリーズコーヒーなど大手コーヒーストアが思いつきやすいのではないだろうか。近くのスーパーにもUCCやキーコーヒーなどといったコーヒー豆は売られている。コーヒー好きのみなさんの中に、いきつけの自家焙煎の珈琲店があるとおっしゃられる方もおられるはずだ。今日は日本国内で売られているコーヒー豆がどれくらいの値段で売られているかまとめてみて、おうちで1杯コーヒーを淹れにはどれくらいかかるのか検証してみた。今回は、国内大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒーとタリーズコーヒーで売られているコーヒー価格で検証する。

スターバックス編

まずは、スターバックスからみていこうと思う。まずは日本のスターバックスで、コーヒー豆は何種類売られているかご存知だろうか?スターバックスのコーヒーには、通年で売られているコアのコーヒー豆と季節毎に出るシーズナルコーヒー、さらに一部店舗にだけ売られている稀少なリザーブ豆の3種類ある。今回は、通年で買えるコアのコーヒー豆の価格をみていこうと思う。ちなみに、お高めのリザーブ豆は品種や生産国によって価格はバラバラだが、250g1袋あたり、だいたい2500円ほどで売られており、ブルーマウンテンやゲイシャ種などは250gあたり8000円ほどで販売されることもある。季節毎に出るシーズナルコーヒーについては、コアコーヒーの販売価格とほぼ同程度だと考えてもらっていい。

スターバックスのコアコーヒーは常時15種類

スターバックスが通年どの時期に行っても買うことができる通称「コアコーヒー豆」は15種類ある。意外に多いと思われる方もいらっしゃると思う。筆者も然りである。
スターバックスは、お豆を浅煎り、中煎り、深煎りを独自の呼び方で、「ブラウンロースト」「ミディアムロースト」「ダークロースト」と呼んでいる。日本国内では、「ブラウンロースト」2種類、「ミディアムロースト」7種類、「ダークロースト」6種類売られている。詳細は以下に羅列しておいたが、店頭のドリップコーヒーには、よくミディアムローストのケニアからコロンビアまでと、ダークローストのスマトラあたりは出ているので、是非味見してほしい。

スターバックスのコーヒーは1杯いくら?

さて、以下15種類の250g1袋あたりの値段を単純平均すると、250g当たり1168円となる。スターバックスの場合は、表示されている価格は税抜き価格になるので、消費税をたすと、1262円。コーヒー1杯でだいたい10g使うと考えると、250g1袋だと25杯ほどコーヒーが淹れられると考えると、1杯あたり50円(税込)ほど。コンビニの100円コーヒーを飲むよりかは安く飲めて、よりいろんな風味を楽しめると考えると、ありな値段なのか。

ブラウンロースト
ブラウンロースト
ブラウンロースト

タリーズコーヒー編

さて、次にタリーズコーヒーの価格も見て行きたい。通年で販売されているのは、以下の6種類のブレンド。タリーズコーヒーは1袋が200gで販売されており、表示価格は税込みである。単純に平均すると、1065円(税込/200g)。200gからだと20杯コーヒーが淹れられると考えると、1杯あたり53円(税込)。スターバックスよりかは高くなるが、ほぼ同程度。

結果 コーヒー1杯はいくら?

今回、スターバックスとタリーズの2社のコーヒーの価格を単純に平均して計算した価格を出してみた。平均すると、スターバックスは1杯50円、タリーズは1杯53円。ともに税込価格で、コーヒー豆だけの価格である。これにコーヒーを淹れるための水代やペーパーフィルターなどの雑費が当然かかってくるが、それも微々たるものだと考えれば、自宅コーヒーは1杯50円から60円ほどになるのではないかと考えられる。もちろん、銘柄や品種などにもよるし、高級な自家焙煎のお店ではもう少し値段はかかってくるし、逆にスーパーなどで大量生産されたコーヒー豆はもう少しお安く1杯が飲めることになる。約50円で1杯飲めるとするなら、コーヒー抽出器具を1台買ってみて、コーヒーライフをはじめてみるのはありだと思う。

参考サイト
スターバックスコーヒー
タリーズコーヒー

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