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猿田彦珈琲 初開催のCOE2020エチオピア優勝ロットなど多数発売


東京・恵比寿に本店を持つスペシャルティコーヒー専門店の猿田彦珈琲は、昨年初めてエチオピアで開催されたカップ・オブ・エクセレンス(COE)で見事優勝したロット「エチオピア/ニグセ・ゲメダ・ムデ ナチュラル 2020COE#1」、COE2019グアテマラの優勝ロット「グアテマラ/ラス・マカダミアス パカマラ ナチュラル 2019COE#1」、COEコスタリカ2020の国内入賞ロット「コスタリカ/リベンセ-ロス・シプレセス 2020NW」、「パプアニューギニア/ボカ ウォッシュト」を発売した。

「エチオピア/ニグセ・ゲメダ・ムデ ナチュラル 2020COE#1」はCOEエチオピア2020で、スコア91.04を獲得し優勝したニグセ・ゲメダ・ムデ農園のロット。ジャスミンの華やかな香り。 マスカット、パインアップル、白桃の複雑な風味。 煌びやかな個性が調和した味わいを楽しめる。60g当たり4700円(税抜)にて販売。
13haのこの農園では、コーヒーの他に、小麦、テフ、大麦、竹なども育てており、コーヒーの生産量は年間15トンほど。今回のロットはナチュラルプロセスで品種は74158。COEオークションでは、丸山珈琲と猿田彦珈琲が半数ずつ落札し、1ポンド当たり2万円(日本円換算)の値段がつけられた。

「グアテマラ/ラス・マカダミアス パカマラ ナチュラル 2019COE#1」は2019年に開催されたCOEグアテマラ優勝ロットで、昨年9月上旬に、同じ年のCOEグアテマラ2位ロットと11位ロットとのセット販売限定で販売されていた。
グアテマラ・ウエウエテナンゴにあるラス・マカダミアス農園で栽培されたパカマラナチュラルプロセスのロット。エルダーフラワーのような可憐な香り、リースリングやアップルマンゴーの風味を感じられる。100g当たり2590円(税込)にて販売。
ラス・マカダミアス農園は有名なエル・インヘルト農園の試験農場で、かつてはエル・インヘルト農園の一部を構成していた。現在は分割され、カトゥアイ、ブルボン、パカマラを主に栽培している。

「コスタリカ/リベンセ-ロス・シプレセス 2020NW」は昨年開催されたCOE2020コスタリカで入賞はしなかったものの、スコア85点以上を獲得しナショナルウィナーとして高い評価を得たロット。カトゥアイハニープロセスのロット。パッションフルーツや白桃の風味、シナモンを思わせる甘い香りを楽しめる。100g当たり950円(税抜)にて販売。

「パプアニューギニア/ボカ ウォッシュト」は東部山岳州カイナントゥにある「ボカ・プランテーション」で栽培されたコーヒー。チョコレートのように甘く滑らかな味わい、ブラックベリーの果実味とセイロンティーやクローブを思わせる香りが楽しめる。深煎り。100g当たり900円(税抜)にて販売。
この農園は近隣のバロイダ・エステートに持ち込み、ウォッシュトプロセスにて処理したのち、天日乾燥している。猿田彦珈琲でパプアニューギニアを取り扱うのは初めて。

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参考記事:「エチオピア初開催のCOE オークション総落札額1億4千万円 過去最高に」(2020.6.29)
Image source: Testi Trading Plc

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