
「ネクスト・ゲイシャ」とささやかれる新しい品種があるのをご存知ですか?
その名も「シドラ」。
アメリカ・ボストンで開催されたWBC(ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ)2019で優勝した韓国代表のジュヨン・ジョン バリスタや、3位のカナダ代表コール・トロード バリスタが決勝戦で使用したコーヒー豆がこのシドラ種でした。
今日はそんなシドラ種を解説していきます。
シドラ種とその特徴

シドラ種は南米エクアドルで発見された品種で、レッドブルボンとティピカが自然交配してできた品種。レッドブルボンの甘さとボディ、ティピカの明るいテイストと酸味を受け継いでいます。
Sidra(シドラ)の味わいは強烈な甘さと鮮やかな酸味、ベルベットのようなテクスチャが特徴です。
そしてまだ希少のため、非常に高価格です。
なぜ注目を集めるのか

なぜシドラは注目を集めているのでしょうか?
まずは冒頭で書いたようにWBC2019で優勝した韓国代表のジュヨン・ジョン バリスタや3位カナダ代表のコール・トロード バリスタが使用したことでシドラを有名にしたことは間違い無いでしょう。
両バリスタは決勝戦でコロンビアのラ パルマ イ エル トゥカン農園で生産されたアナエロビック・ファーメンテーションを伴うナチュラルプロセスのシドラを使っています。
そしてやはり注目を浴びるからにはコーヒー豆自身の味にポテンシャルがあるからです。
シドラの味わいの特徴は強烈な甘さや鮮やかな酸味と独特なフレーバーです。
スペシャルティコーヒーで長年注目を浴び続けてきたゲイシャも際立つ酸味と独特なフレーバーで人気を博しています。
そしてシドラはこの「ネクスト・ゲイシャ」と呼ばれスペシャルティコーヒーの新しい歴史を築いていくのかもしれません。
まだまだスペシャルティコーヒーを取り扱う専門店でもシドラに出会うことは滅多にないでしょう。値段に負けずに是非手にとって味わいを確かめてみてください。
**Photo source: unsplash