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猿田彦珈琲 不思議な希少品種ベルナルディーナを発売 エルサルバドル


東京・恵比寿に本店を持つスペシャルティコーヒー専門店の猿田彦珈琲は、カップオブエクセレンス(COE)2020エルサルバドルで国内賞を受賞した、希少品種ベルナルディーナのロットエルサルバドル/ラ・エスペランサ ベルナルディーナ ハニー 2020NWを発売した。

エルサルバドル/ラ・エスペランサ ベルナルディーナ ハニー 2020NWはサンタ・アナにあるラ・エスペランサ農園で栽培されたベルナルディーナ種ハニープロセスのロット。清楚で可憐なエルダーフラワー、マスカットやレモンティーの爽やかな後味が楽しめる。ラ・エスペランサ農園はCOE2019で3位に入賞している。中煎り。100g当たり1540円(税込)にて販売。

畑にあった5本の木が「他の木とは違う匂いの実をつける」という発見から、これら5本期から取れた生豆でロットを作ってみたところ、高品質な風味をもつコーヒーが出来上がったところからベルナルディーナ種は始まる。当初は農園を訪れたバイヤーへのお土産として渡していたそうですが、ある時ゲイシャではないのかと疑念を抱き調べてみたが、ゲイシャの特徴とは一致しなかった。遺伝子検査をしたところ、70%がゲイシャ、30%のエチオピア在来種の配列が見つかったそうです。「ただ、この時点で最も古い木の樹齢は70年を超えており、この時の70年前にゲイシャおよびエチオピア在来種がエルサルバドルに持ち込まれた公的な記録が存在しないとのことで、なぜこの畑にそのような遺伝子を持つコーヒーの木があるのかは謎のまま」というストーリーを持つ品種。現在はラ・エスペランサ農園で栽培されている。「ベルナルディーナ」という名前は発見した従業員に因む。

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Image source: La Esperanza

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