7月3日、カップオブエクセレンス・ホンジュラス2018のオークションが行われた。
カップオブエクセレンス(COE)と呼ばれるコーヒー豆は、国内・国際での数回のカッピングでスコア86点以上つけたものをいい、今年のCOE ホンジュラス2018で、カップオブエクセレンスの称号を手に入れたのは36農園。
今年、93.43点で最高点をとったサンフランシスコ農園のゲイシャ種は、日本の丸山珈琲と猿田彦コーヒー、アメリカのIntelligentsia Coffeeに落札された。
落札額は1ポンド(約450g)当たり、80.60ドル(8000円強)となった。
ゲイシャ種の水洗式(ウォッシュド)で、風味的特徴は、ハニー、マンゴー、ジャスミン、カカオニブスなどと紹介されている。
カップオブエクセレンス は、国際コーヒー機関(ICO)のプロジェクトの一環で、1999年から始まり、ホンジュラスを始め、ブラジル、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビアで、毎年開催される。
カップオブエクセレンスの選考は、最低基準のチェック、国内審査、国際審査と3段階で行われ、少なくとも5回の品質の評価が行われる。
この厳しい品質評価を経て入賞したコーヒーは、「最高の中の最高のコーヒー」と呼ばれ、インターネットのオークションで名実ともにグローバルに競り落とされる。