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沖縄でコーヒー栽培を目指す ネスレなど産学官連携で


スポーツクラブ沖縄SV、ネスレ日本、沖縄県名護市、琉球大学が連携して、沖縄で大規模な国産コーヒーを栽培する「沖縄コーヒープロジェクト」が始動し、4月23日に名護市の農地にコーヒーの苗木が移植された。

「沖縄コーヒープロジェクト」は産学官連携のプロジェクトで沖縄で問題となっている高齢化や後継者不足などによる耕作放棄地を活用してコーヒーを栽培するという取り組みで沖縄県産のコーヒー豆の生産量を拡大を目的にしている。元サッカー日本代表の高原直泰氏が代表を務めるスポーツクラブ沖縄SVの選手・関係者が農作業を担当し、ネスレ日本はコーヒー苗木の種の提供や技術支援、琉球大学による栽培の支援も行われる。4月23日には240本の苗木が移植され、今年から来年にかけては1万本のコーヒーの木を移植する予定。

ネスレによる「沖縄コーヒープロジェクト」の紹介動画

沖縄は北緯26度にあり、コーヒーの栽培に適した赤道の南北25度のコーヒーベルトの近くに位置するため気候的にはコーヒー栽培が可能で、沖縄では小規模ながらコーヒーの栽培も行われている。気候的には可能なものの、沖縄は台風が多く、コーヒーの収穫は難しいとされるが、「沖縄コーヒープロジェクト」は「5年かかるか、10年かかるか、もっともっとかかるかもしれません。将来、沖縄の大きな一つの産業に、そして、ハワイのコナコーヒーのような沖縄の特産品になれればと思ってます」と語っている。

ネスレによるプレスリリースはこちら
沖縄SV公式サイト
**画像はネスレよる拝借

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