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中国で急成長を続けるモバイルオーダーのコーヒーチェーン ラッキンコーヒーは9月3日にお茶のブランド「ラッキンティー」をはじめることを発表した。
ラッキンコーヒーでは今年4月より試験的にお茶のラッキンティーシリーズを導入していたが、それが予想以上に好調だったため、コーヒー事業とは別にティーブランドの開拓も進めていく。発表によると、ラッキンティーはラッキンコーヒーのメニューとともに、ティードリンクを幅広く販売し「息抜き/楽しむ」をコンセプトに、ショッピングモールや生活に特化した商業エリアを中心に出店していく計画をしている。ラッキンコーヒーのビジョン「高品質なものを、より便利に、そして、より安く」のもと、新たなティブランドを構築していく。ラッキンコーヒーは従来通りオフィス街に出店をし拡大していく戦略をとり、ラッキンティーとはお互いにサポートしあっていく。
ラッキーコーヒーは中国で急速に成長を続けるコーヒーチェーンで、客はモバイルアプリからオーダーを行い、店舗では受け取りのみを行うというシステムをとっている。店舗によっては店内での飲食も可能な店舗もある。2017年の10月に北京でスタートし、2018年末には22都市2073店舗までに拡大し、今年5月に米・ナスダック市場に株式上場を行なっている。年内にさらに2500店舗増やし、2019年末までには4500店舗をめざす計画。ラッキンコーヒーは2018年度(2018年1月から12月まで)の通期業績は純損失が4億7000万ドル、売上高が1億2000万ドル。
