スターバックスコーヒージャパンは10月10日(水)より東京・目黒にあるスターバックス ロースタリー東京で、珍しく高価なセントヘレナ アイランド、タンザニア イロマ、季節のブレンドのパンテオン ブレンドを発売した。これらはロースタリー東京限定の販売となっている。
また、リザーブ豆を扱う全国のスターバックス リザーブ店全店で9月10日にロースタリーで発売されたコロンビア モンクス オブ サンロケの取り扱いが開始した。
セントヘレナ アイランド
セントヘレナ アイランドはナポレオン1世が晩年を過ごした南大西洋のセントヘレナ島で栽培されたグリーンチップブルボン種のウォッシュトプロセスのコーヒーで、シアトルにあるスターバックス初のロースタリーで発売された時は数日で売り切れるほどの希少かつ人気な銘柄。その味わいはブラックティーやローリエのフレーバーとともに、「シトラス感とやわらかな酸味とともにオレンジピールとトフィーの甘みを感じられる、複雑で繊細」なもの。50gあたり2500円(税抜)での販売。
セントヘレナ島はアフリカ西の南大西洋に浮かぶ島で、亜熱帯気候に属し火山性土壌を持つのでコーヒー栽培に適しており、18世紀に東インド会社によってイエメンから持ち込まれている。1815年からナポレオン1世は晩年を過ごしたが、「セントヘレナ島で一番の楽しみはこのコーヒーだ」と絶賛するほど。
タンザニア イロマ
タンザニア イロマは「鮮やかなレモンを思わせる味わいと、ブラウンシュガーのような甘み」を楽しめるウォッシュトプロセスのコーヒー。タンザニア南部の標高が1900mを超えるンボシ県の5つの村に住む小規模な農家400軒が育てたコーヒーを集めたロットになっている。1袋250gあたり2600円(税抜)での販売。
パンテオン ブレンド
パンテオン ブレンドはスターバックスロースタリーで季節毎に販売される3つのブレンドのうちの1つで「ココアやベリーのような味わいと、やわらかでフローラルな香り」を特徴としたバランスのとれたブレンドコーヒー。
ロースタリー東京ではオープン時から初夏にかけてグラビタス ブレンド、夏季よりパラディシブレンドを販売していた。パンテオン ブレンドは2014年にシアトルでスターバックス初のロースタリーがオープンした時に、オープンを記念して作られたブレンドでスターバックスが「これまで歩んできた歴史と、将来への希望」を示したコーヒーになっている。100gあたり1500円(税抜)での販売。
ロースタリー限定販売のコーヒー
現在、ロースタリー限定で発売されているコーヒーはこの他、パラディシブレンド、パンテオン ブレンド、プリンチブレンド(その他プリンチ全店で取扱い)、ウィスキー バレルエイジド コーヒー、ケニア ウカンバニ、セントヘレナ アイランド、タンザニア イロマが販売されており、ロースタリー限定で発売されているコーヒーは7種類ある。
コロンビア モンクス オブ サンロケ
コロンビア モンクス オブ サンロケはコロンビア中南部ウィラのオポラパ市サンロケのコーヒー生産者が栽培したコーヒーを集めたロット。ウォッシュトプロセスで、ブラックウォールナッツの風味と「キャラメルを思わせる甘みをもつ明るい味わい」を持つコーヒー。250gあたり2600円(税抜)にて全国のスターバックスリザーブ店で販売。
スターバックスでのコーヒー豆の販売は1袋あたり250g入りの豆袋での販売とともに、好みに合わせて100g以上での量り売りの対応を行ってくれる。
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**photos are from Starbucks
今回紹介したコーヒー
参考価格: 5356円
みんなのスコア: ★★★☆☆ 3
参考価格: 2600円
みんなのスコア: ★★★★☆ 4
参考価格: 1720円
参考価格: 2600円
みんなのスコア: ★★★☆☆ 3