宝島社は岡崎琢磨著の「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズの6作品目となる珈琲店タレーラン事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛を発売した。
「珈琲店タレーランの事件簿」のシリーズは2012年8月に1作目となる珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れたコーヒーをが『このミステリーがすごい!』大賞の「隠し玉」シリーズとして発売され、以来シリーズ累計で210万部突破となる人気ミステリー小説。京都の喫茶店「タレーラン」を舞台に、主人公のバリスタたちを中心に日常の謎を解くライトなミステリー作品で、登場人物やストーリー設定、そして小説中の随所にコーヒーうんちくが散りばめられていることから「コーヒーミステリー」と呼ばれ、幅広い年代層とコーヒー好きに支持されている。
6作品目となる珈琲店タレーラン事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛では、タレーランのオーナー藻川氏が狭心症を発症し、突然倒れてしまう。すっかり弱気になった藻川氏は、バリスタで姪の切間美星にとある依頼をする。四年前に亡くなった愛する妻・千恵が、生前一週間も家出するほど激怒した理由を突き止めてほしいと。その理由を求め、天橋立を舞台にストーリーは繰り広げられる。定価660円(税抜)にて全国の書店で販売されている。
宝島社は珈琲店タレーラン事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛の発売を記念してキャンペーンを行っている。1つ目は購入者限定で未発表の特別ショートストーリーを公開している。文庫本の帯についているバーコードを読み取ることで、特別ショートストーリーにアクセスでき、ヒロインのバリスタ美星の過去に迫ることができる。2つ目は当記事執筆時には終了となっているが、『このミステリーがすごい!』大賞の公式twitterアカウントをフォローして、対象のツイートをリツイートすると抽選で6名に"象のウンチ"コーヒー豆「Black Ivory」をプレゼントするキャンペーンを行っていた。
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