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COEペルー2018オークション結果 優勝のヌエバ・アリアンザ農園の落札価格は?


11月20日深夜(日本時間)にカップオブエクセレンス(COE)・ペルー2018のオークションが行われ、落札結果が発表された。

今年のCOEペルーで、91.08点の最高点をとり1位に輝いたのは、ペルー・クスコにあるヌエバ・アリアンザ農園のウォッシュドプロセスで精選されたゲイシャ種。日本の丸山珈琲が落札し、価格は1ポンド(約450g)当たり43.10USドルをつけた。

アロマやフレーバーは「ラズベリー、ざくろ、煮たフルーツ、モモ、リンゴ、アーモンド、ショウガ、レモン、グレープフルーツ、カラメル、グラハムクラッカー」を感じさせ、「シトラス(柑橘系)、リンゴ酸(malic)、酒石酸(tartaric)」のような「程よい、かすかな、バランスのとれた、」酸味が楽しめる。そして「ピーチのような、ジューシーな、ジャムのような、シロップを思わせる」コーヒーと紹介されている。

カップオブエクセレンス(COE)と呼ばれるコーヒー豆は、国内・国際での数回のカッピングでスコア86点以上つけたものをいい、今年のCOE ペルーで、カップオブエクセレンスの称号を手に入れ、国際オークションにかけられたのは23農園のコーヒー豆。

カップオブエクセレンス は、国際コーヒー機関(ICO)のプロジェクトの一環で、1999年から始まり、ブラジルを始め、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビアの生産国ごとに、毎年開催される。
カップオブエクセレンスの選考は、最低基準のチェック、国内審査、国際審査と3段階で行われ、少なくとも5回の品質の評価が行われ、この厳しい品質評価を経て入賞したコーヒーは、「最高の中の最高のコーヒー」と呼ばれ、インターネットのオークションで名実ともにグローバルに競り落とされる。落札された価格は、諸経費を引いて、そのまま生産農家が手にすることができるのがCOEオークションの特徴。次回のカップオブエクセレンス・国際オークションは11月29日の日本時間深夜にブラジル・パルプドナチュラルが予定されている。

カップオブエクセレンス 公式ページ

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