
DEAN & DELUCAを運営する株式会社ウェルカムは、6月15日(月)よりDEAN & DELUCAカフェの都内4店舗にて紙製のスタッキングペーパーリッドを試験導入する。ホットコーヒーを提供する際のペーパーカップに使用する蓋に紙製のものを導入する。
通常提供されているペーパーカップの蓋はプラスチック製のものが使用されているが、対象商品にはスタッキングペーパーリッドを使用したカップで提供する。東京都内にあるDEAN & DELUCAカフェの丸の内、青山、BMW GROUP TERRACE、大手町メトロピアの4店舗のみで導入され、対象となる商品はドリップコーヒーの「アーリーバードブレンド(¥320)」のみとなる。
スタッキングペーパーリッドはプロダクトデザイナー柴田文江氏が2006年に考案した作品をもとに製品化が進められている紙製のフタで、牛乳瓶のフタのように、カップの内側にフタをはめ込んでセットして使用する設計。現在、紙専門商社の竹尾、紙カップメーカーの日本デキシーなどとともに開発を行なっている。近年、プラスチック廃棄物による海洋汚染と生態系への影響により脱プラスチックが世界中で叫ばれ、飲食業界でもスターバックスコーヒーをはじめプラスチックストローを紙製ストローに変えるなど取り組みが進められている。
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**Photo source: DEAN & DELUCA