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中国ラッキンコーヒー Q2の決算発表 売上698%増など急成長ぶりを見せる


中国・ラッキンコーヒー(瑞幸咖啡: LK)は8月14日に、2019年度第2四半期(Q2: 2019年4月から6月までの3ヶ月)の決算を発表した。

ラッキンコーヒーのQ2の売上は、前年2018年度の第2四半期と比べると698.4%増となる1億2千万ドルとなった。この売上は前年度2018年度の通勤での売上高に匹敵する。店舗数は第1四半期末に2370店だったのが約600店舗増やし、2963店となった。今年に入り、6ヶ月間で900店舗ほど新たに出店を行なっている。月間平均売上総数は2760万点、累積顧客数は2280万人を記録し、この四半期で590万人の新規の顧客を獲得したと発表している。一方、第2四半期の純損失は9900万ドルを計上している。2019年第1四半期は純損失が8530万ドルであった。

ラッキンコーヒーCEOのJenny Zhiya Qian (銭治亜)は「商品販売からの売上が前年度比で698.4%増となったのは、顧客の大幅な伸び、販売アイテムの売上の成長によるものだ」と語っている。そして「これらの急成長ぶりが、我々のとる戦略によるもので、お客様に品質の高い品物を、便利にかつ手軽に提供していると自信を持って言える結果である」と続ける。

ラッキーコーヒーは中国で急速に成長を続けるコーヒーチェーンで、客はモバイルアプリからオーダーを行い、店舗では受け取りのみを行うというシステムをとっている。店舗によっては店内での飲食も可能な店舗もある。2017年の10月に北京でスタートし、2018年末には22都市2073店舗までに拡大し、今年5月に米・ナスダック市場に株式上場を行なっている。年内にさらに2500店舗増やし、2019年末までには4500店舗をめざす計画。ラッキンコーヒーは2018年度(2018年1月から12月まで)の通期業績は純損失が4億7000万ドル、売上高が1億2000万ドル。

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