FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)東京事務局の発表によると、コロンビアの先月7月コーヒー生産量は前年度比23.5%減の105万袋(60kg/一袋)、輸出量は前年度比6.2%増の106万袋であった。今年に入ってからの生産量は758万袋、輸出量は704万袋となった。
前年度比でみると、先月1ヶ月の生産量は減っているものの、輸出量は多くなっている。今年に入ってからの生産量と輸出量はともに少ないと言える。
FNCは、コロンビアのコーヒー機関で、高品質のコーヒー生産と、生産者の生活安定を目的に活動し、生産者への技術指導からコーヒー豆の買い上げ、輸出政策の決定などを行っている。1927年にコーヒー生産者が集まって設立した組織で、現在56万人以上の生産者が加盟し、日本にも1962年より東京事務局を開設し、コロンビアコーヒーの普及活動を行っている。FNCでは毎月コーヒーの生産・輸出状況を発表している。