コーヒー関連の映画って何があるんだろう?
コーヒーに関わる映画を見てみたいなって思う方のためにおすすめな映画について書いていきます!
今日は「The Coffee Man」。
The Coffee Manは2015年にアメリカのシアトルで開かれたワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC) 2015で見事優勝したオーストラリア代表・Sasa Sestic (サーシャ)がチャンピオンになるまでを追ったドキュメンタリー映画です。
World Barista Championship (WBC)
サーシャが優勝したワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)とは毎年開かれるバリスタの世界大会のことです。
世界中のバリスタが各国の競技会を勝ち抜き、集結し、バリスタ技術を競います。
その競技は15分の持ち時間でドリンクを作りながらプレゼンテーションをしていきます。
WBC自体は、予選、準決勝、決勝と3ラウンドで4日間ほどの競技大会です。なので、決勝進出者は予選から始まり、3回プレゼンテーションをします。
競技の内容は、エスプレッソ、ミルクを使ったエスプレッソドリンク、シグニチャービバレッジと呼ばれるオリジナルドリンク3種類を作成し、審査員に提供するというものです。
この大会は2000年からはじまり、現在では50を超える参加国の代表が集まっています。
どんな映画なの?
じゃあ、The Coffee Manはどんな映画なの?
映画はサーシャのエチオピアの農園巡りからはじまります。道なき道を車で進み、素晴らしい風味を持つコーヒーの木を探す姿を映します。
そして、サーシャの生い立ち。そして、コーヒー屋をはじめ、次第にコーヒー熱に入り、2015年にWBCで優勝する姿に密着していきます。
最後、サーシャがWBCの優勝者だとアナウンスがあるシーンは涙ものです。
それに加え、サーシャがWBCで優勝するまでの裏側の映像なので、バリスタがWBCにかける想いやそれまでの準備の姿が見れて、非常に面白い。
サーシャとは?
この映画の主演、サーシャはオーストラリアの首都キャンベラを中心にOna Coffeeというコーヒー屋を開いています。
サーシャはボスニア生まれで、内紛を逃れ、オーストラリアに移住してきました。
最初はハンドボールプレイヤーとして活躍しましたが、次第に活躍の場が減り、
ある日、ひらめき、コーヒー屋を開きます。最初は特にコーヒーにこだわりはないただの喫茶店のようなものでした。
そして、次第にコーヒーに熱が入っていきます。
映画でよく語られるサーシャの姿は「やると決めたら、とことんやる!」即断即決、そして途中で諦めたり、妥協しない人でした。
なので、ひらめいてカフェを始めたり、コロンビアで農園を即決で購入したりできるのでしょう。
見所は?
まず、WBCの裏側、サーシャが準備から始まり、そして優勝していく姿は涙が出ます。
そして、サーシャの夢を叶える姿に、感銘を受け、自分も頑張らなきゃという気持ちにさせられます。
バリスタやWBCに興味のない方でも、コーヒーに興味がある方は、サーシャが訪れる農園巡りの映像やコーヒーについての説明は非常に面白いと思います。
視聴方法は?
この記事を書いている時点で、日本でのThe Coffee Manの視聴方法は限られています。DVDもAmazonで購入できません。
一つある視聴方法はThe Coffee Man 公式サイトで動画を購入できます。3日間見放題のレンタルプランで7ドル(US)〜で視聴が可能です。
日本からでも視聴が可能ですが、残念ながら字幕に日本語の選択肢がなく、英語での字幕なら付けることが可能です。
コーヒー映画が観たくなったら、是非!コーヒーマンを!
胸が熱くなります。
*詳しくはこちら
**photos are from thecoffeemanfilm.com