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カップオブエクセレンス・コスタリカ2018、史上最高落札額300ドルをつける


7月10日日本時間深夜に、カップオブエクセレンス・コスタリカ2018のオークションが行われ、落札結果が発表された。

今年のCOEコスタリカで、91.29点の最高点をとり1位に輝いたドン・カイート農園のゲイシャ種は、日本の丸山珈琲と猿田彦コーヒー、山田コーヒーに落札され、COE史上最高落札額となり、1ポンド(約450g)当たり約300USドル(3万円強)、総額158,780.62ドル(日本円にして約1750万円)をつけた。
ドン・カイート農園は2011年にもCOE1位を獲得しており、今回最高額をつけたのは、ハニープロセスで加工されたゲイシャ種。紹介されている風味的特徴には、ジャスミン、ラベンダ、ローズなど花を感じさせるワードが多く並ぶ。
なお、カップオブエクセレンス(COE)と呼ばれるコーヒー豆は、国内・国際での数回のカッピングでスコア86点以上つけたものをいい、今年のCOE コスタリカで、カップオブエクセレンスの称号を手に入れ、国際オークションにかけられたのは36農園のコーヒー豆。

カップオブエクセレンス は、国際コーヒー機関(ICO)のプロジェクトの一環で、1999年から始まり、コスタリカを始め、ブラジル、エルサルバドル、ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビアの生産国ごとに、毎年開催される。
カップオブエクセレンスの選考は、最低基準のチェック、国内審査、国際審査と3段階で行われ、少なくとも5回の品質の評価が行われ、この厳しい品質評価を経て入賞したコーヒーは、「最高の中の最高のコーヒー」と呼ばれ、インターネットのオークションで名実ともにグローバルに競り落とされる。落札された価格は、諸経費を引いて、そのまま生産農家が手にすることができるのがCOEオークションの特徴。

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