カナダに本社を置くスイスウォーター社(Swiss Water Decaffeinated Coffee Inc.)は2018年度1Q(第1四半期)の決算レポートを発表した。レポートによると同期間のスイスウォータープロセスによるディカフェ処理量は23%増加したと報告している。スイスウォーター社は2019年度1Qで、売上は2417万カナダドル、売上総利益は354万カナダドルとなった。
スイスウォーター社はカナダ・バンクーバーを本拠地とする、コーヒーのカフェイン除去(ディカフェ)を行う会社。ディカフェ処理の「スイスウォータープロセス」を世界中で唯一行う。スイスウォータープロセスは他のディカフェ処理方法とは違い化学溶剤を一切使用せず、水のみを使用して、カフェインの抽出を行う。日本では塩化メチレンの使用が認められていないのでダイレクトコンタクト法など他のディカフェ処理よりスイスウォータープロセスが使用されることが一般的で、大手では日本のスターバックスコーヒーやタリーズコーヒー、ブルーボトルコーヒーなどもスイスウォータープロセスでディカフェ処理を行なったディカフェのコーヒーを販売している。
詳しくはこちら
**photos are from Swiss Water