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COEブラジル2018 優勝のプリマベラ ファゼンダ 落札価格は?


11月29日深夜(日本時間)にカップオブエクセレンス(COE)・ブラジル(パルプドナチュラル)2018のオークションが行われ、落札結果が発表された。

今年のCOEブラジル・パルプドナチュラルで、93.89点の最高点をとり1位に輝いたのは、ブラジルのプリマべラ・ファゼンダで栽培され、パルプドナチュラルプロセスで精選されたゲイシャ種。日本の丸山珈琲・サザコーヒー、猿田彦珈琲が共同で落札し、価格は1ポンド(約450g)当たり120.10USドルをつけた。(別のロットをAlly Brazilian Coffee Merchantsも落札し、そちらは1ポンド143ドル)

アロマやフレーバーは「ジャスミン、フルーティー、スイカ、イチゴ、マスカット、パッションフルーツ、ラズベリー」などを感じさせ、ジューシーで複雑、スパークリングするような酸味が楽しめる。そして「キウイ、桃、シャンパン、ジャム、ウーロン茶、バブルガム、アプリコット」なども感じられるコーヒーと紹介されている。この農園はレインフォレスト認証も取得しており、農園敷地999haのうち半分にあたる447haでコーヒーの栽培を行っている。

カップオブエクセレンス(COE)と呼ばれるコーヒー豆は、国内・国際での数回のカッピングでスコア86点以上つけたものをいい、今年のCOE ブラジル・パルプドナチュラルで、カップオブエクセレンスの称号を手に入れ、国際オークションにかけられたのは30農園のコーヒー豆。

カップオブエクセレンス は、国際コーヒー機関(ICO)のプロジェクトの一環で、1999年から始まり、ブラジルを始め、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビアの生産国ごとに、毎年開催される。
カップオブエクセレンスの選考は、最低基準のチェック、国内審査、国際審査と3段階で行われ、少なくとも5回の品質の評価が行われ、この厳しい品質評価を経て入賞したコーヒーは、「最高の中の最高のコーヒー」と呼ばれ、インターネットのオークションで名実ともにグローバルに競り落とされる。落札された価格は、諸経費を引いて、そのまま生産農家が手にすることができるのがCOEオークションの特徴。次回のカップオブエクセレンス・国際オークションは12月5日の日本時間深夜にブラジル・ナチュラルが予定されている。

カップオブエクセレンス 公式ページ

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