てる
コーヒーマイスターのてるです！
街の珈琲屋をめぐるコラムを連載していきたいと思います。第1回の今回は、スターバックスのコーヒーやコーヒー豆、スターバックスのコーヒーを安く買う方法などを紹介していきます。
スターバックスとは
言わずと知れたアメリカ・シアトル発のコーヒーストアです。今日本で「コーヒーチェーン」を聞かれたら、真っ先に「スターバックス」と名前が挙がるブランドです。緑のエプロンに落ち着いたお店の空間をイメージされる方は多いと思います。創業は1970年代に遡り、日本進出は1996年銀座に1号店をオープンさせました。先日2018年9月にイタリア・ミラノに進出したことで、現在世界78カ国に店舗を持ち、2万8千店舗のコーヒーチェーンです。元々はコーヒー豆の焙煎・販売からスタートしましたが、元会長のハワード・シュルツの下、エスプレッソドリンクやフラペチーノといったコーヒー以外のドリンクがヒットし、現在ではカフェの代名詞と言えます。もちろん、現在でもコーヒー豆の取り扱いもしています。
どんなコーヒーを扱っているのか？
スターバックスで取り扱っているコーヒーは意外にも多く、現在日本では浅煎りから深煎りまで16種類ほど、通年で取り扱いがあるコーヒー豆があり、それに季節毎に限定のお豆が数種類2ヶ月おきほどに登場しています。さらに、店舗数が限られた「スターバックス・リザーブバー」という店舗では、通常店舗では扱っていない豊かな風味を特徴にした希少なコーヒー豆の取り扱いがあります。最近では1ヶ月おきに2〜3種類ほど新しいコーヒー豆が登場しており、スターバックスはコーヒー専門店という顔も併せ持っています。
スターバックスのコーヒーは深煎りが基本になっています。「上質のコーヒー豆を、上質な焙煎で」っていうのが、スターバックス・スタンダードのようなので、深煎りでコクと苦味が強いのが特徴です。なので、日本人からすると少し苦いかもしれません。ただ、コーヒーの種類によって顔が違うので、その特徴を色々体験できると面白いかもしれません。こちらで、スターバックスのコーヒーを確認できます。
コーヒーを飲む
では、コーヒーを買う前に、スターバックスのコーヒーを飲んでみましょう。スターバックスでは、ドリップコーヒーとして「本日のコーヒー」が用意されています。このドリップコーヒーには、実際に売られているコーヒー豆を使用しています。なので、スターバックスのコーヒーをとりあえず味見するにはちょうどいいかもしれません！日毎に種類はかわり、どの季節でもホットとアイスの2種類用意されています。
サイズはショート(240ml)、トール(350ml)、グランデ(470ml)、ベンティ(590ml)とあり、店内でショートまたはトールを飲む場合は、マグカップにもいれてくれます。2018年9月現在、各サイズのドリップコーヒーの値段は、ショートは280円、トールは320円、グランデは360円、ベンティは400円（全て税抜）となっています。さらに、スターバックスならではのカスタマイズもあり温かいミルクの追加やディカフェへの変更も50円でできます。
また、基本的に150円（税抜）で当日に限りコーヒーのおかわりができます。（スターバックスのRewards会員は100円でおかわり可！）当日中なら、どの店舗のスターバックスでもレシートを見せたらコーヒーのおかわりができます。ホットとアイスは選択可能で、サイズも初めのサイズより小さいものなら選択できますし、50円プラスしてカスタマイズすることもできます。温かいミルクを追加してカフェオレにしたり、時間はかかりますが「ディカフェ」にして、カフインレスのコーヒーにすることが、たった200円(150円+50円、税抜)でできます！
コーヒー豆を買う
ブラックエプロンの店員さんを見つけてみよう
最近では、コーヒーよりフラペチーノやエスプレッソドリンクがメインのようになっているスターバックスですが、元々はコーヒー専門店です。なので、店員さんのコーヒーの知識は結構深いです。その中でも、スターバックスの店員さんの中に稀に黒色のエプロンを着けた方がいます。通称、ブラックエプロンと呼ばれた店員さんは、スターバックスの中でも難しい試験をパスし、コーヒーの知識に長けた選ばれしコーヒーマスターなのです。通常の店員さんでも、細かくコーヒーについて説明してくれますが、ブラックエプロンの店員さんがいたらラッキーです！より深いコーヒーについて教えてもらえる可能性があります！
コーヒー豆は100gから購入可能
スターバックスのコーヒー豆は1袋250gで売られていますが、100g以上で量り売りもしてくれます。残念ながら、100g未満の取り扱いは行なっていないようですが、100g以上なら何グラムでもOKみたいです。また、お客さんに合わせて、カスタムブレンドもしてくれるみたいです。好きなお豆を合わせて、トータル100g以上でしたら買えます。ただ、こちらは慣れた人向けで、初めての人はやはりそれぞれのお豆を買っていくことがおすすめです！
欲しいコーヒー豆が決まっていれば、店員さんに「このお豆をOOgください」と伝えてください。もし、わからなければ、コーヒー豆売り場の前で、コーヒー豆のパッケージを眺めてみましょう。忙しくなければ、店員さんが寄ってきて、色々と説明してくれるると思います。恥ずかしがらず店員さんとの会話を楽しんでいるうちにきっと好みにあったコーヒー豆を見つけてくれます。そこがスターバックスです！
コーヒー豆は挽いてもらえます
スターバックスではコーヒー豆を購入すると、「挽きますか？」って聞かれると思います。自宅にグラインダーがある方は挽かずに豆のままで持ち帰る方がおすすめですが、ない方も自宅の抽出器具に合わせて挽いてもらうことができます。なので、使用しているコーヒー器具を伝えて、それに合わせて挽いてもらいましょう！ただ、スターバックスでコーヒー豆を買う時、あまり知られていないことがあります！
コーヒー豆は"いつでも"、"どこでも"挽いてもらえます
スターバックスのコーヒーについてあまり知られていないことですが、スターバックスではスターバックス・ブランドのお豆なら"いつでも"、"どの店舗でも"挽いてくれるんです。コストコや様々なスーパーでも流通品のスターバックスのコーヒー豆が売っています。これをスターバックスの店舗に持って行って、「挽いてください」って頼むとちゃんと嫌な顔せずに挽いてくれます！逆に海外のスターバックスのコーヒー豆でも挽いてくれます。さらに、店舗でコーヒー豆を200g買って、その日は100gだけ挽いてもらって、残りの100gは豆のままで持って帰り後日、店舗に持ち込んで挽いてもらうことも可能です。その場で全部挽いてもらうよりも近くにスターバックスの店舗があるなら、飲む直前に少量ずつ挽いてもらう方が断然美味しいのでオススメします。少量ずつ持ち込むのがめんどくさいという方はしょうがないですが、店員さんの顔色が心配という方はそんな心配ご無用です！少量ずつ持ち込むのでスターバックスの店員さんは嫌な顔せず対応してくれますし、逆に頻繁に挽きに行くことで常連扱いしてくれるかもしれません。（ただ大混雑している時に訪ねれるより、時間をおいてから訪ねる方が店員さんもいろんなサービスしてくれたり、いろんなお話しをしてくれて、店員さんとも仲良くなれる機会が増えるかもしれません）
コーヒーパスポートを
スターバックスでは、コーヒーのことをより知ってもらうために、「コーヒーパスポート」なるものが用意されています。通年で出しているコーヒー豆の説明や、美味しいコーヒーの淹れ方などが書かれた小さい手帳で、店員さんに欲しい旨を伝えると頂けると思います。それだけもらうのは少し憚れる場合は、コーヒー豆を購入するついでに店員さんにお願いしてみましょう。
コーヒーパスポートには、コーヒーの種類毎にあるシール状のスタンプを貼れるページが用意されており、お店では、そのスタンプが用意されています。コーヒーを買った際には店員さんにスタンプを忘れないようにしましょう！
スターバックスのコーヒーをより安く手に入れるには？
スターバックスではほとんど割引やセールなどは行われません。店頭購入する場合、スターバックスの会員サービスである「Starbucks Rewards」の会員特典の一環として「Rewards ticket」と呼ばれるものがあります。これは、スターバックスでのドリンクやフード、コーヒー豆や器具などを購入する際に使用できるチケットで、1商品につき700円（税抜）まで割引が可能です。なので、コーヒー豆を購入する際、このチケットがあれば、700円引きで手に入れることができます。
家に帰って、スターバックスの味を味わってみよう
そして、家に帰ったら早速淹れてみましょう。スターバックスは日本中にあると言っても過言ではないほどここ最近店舗数を増やし続けています。コーヒーをはじめてみようと思ったら、近くのスターバックスの店員さんに相談してみるのが、コーヒーライフの簡単なはじめ方ではないかと思います。だんだんコーヒー歴が長くなってくると物足りないものは出てきますが、スターバックスの店員さんは丁寧で優しいので、最初の取っ掛かりとして、スターバックスは非常におすすめです。きっと、自分の好みのコーヒーに出会えて、良いコーヒージャニーがスタートできると思います。
コーヒーを飲んだら、ぜひコフィアでコーヒーのレビュー残していってくださいね。レビューを残すことで、後からコーヒーの感想を自分で確認できますし、レビューが溜まってくると自分の好みもわかりますしね！
