スターバックスコーヒーチャイナは7月12日、中国・北京にモバイルオーダーに特化した「スターバックス ナウ(Starbucks Now)」店舗をオープンした。
中国では先日アメリカ・ナスダック市場に上場したラッキンコーヒーがモバイルからオーダーし、店頭では受け取るだけというシステムで急速に店舗を拡大している。今回「スターバックスナウ」の出店はラッキンコーヒーに対抗し、中国での実情に合わせたモバイルオーダーシステムに適応するための試験導入と位置付けられている。(参考記事:「ラッキンコーヒーがアメリカで新規株式公開・上場を果たす」(2019.5.20))
「スターバックスナウ」店頭ではスターバックスアプリの「モバイルオーダー&ペイ」を利用して、通常の店舗よりもより速く便利に、注文した品物を受け取れたり、「スターバックス デリバリー」の配達人が品物をより簡単に受け取ることができるようになっている。この「モバイルオーダー&ペイ」とはアプリ上で注文と支払いを行い、店舗では注文した品物を受け取るのみというサービスのことを指す。また店頭のスタッフによってモバイルオーダーを手伝ってもらうことも可能となっている。
スターバックスは中国で5月より北京や上海の300店舗でモバイルオーダーのサービスを開始し、杭州や南京へと拡大、現在では1300を超える店舗でサービスを提供している。今後ビジネス街などで「スターバックスナウ」店舗を増やしていくと述べている。また日本でも6月末でも東京都内の一部の店舗でモバイルオーダーのサービスを開始している。
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**photo is from Starbucks.com