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米スターバックスコーポレーション(SBUX)は7月25日に、2019年度3四半期(Q3: 2019年4月から6月までの3ヶ月)の決算を発表した。
スターバックスのQ3の売上は前年比8%増となる68億ドル。1株あたりの利益(EPS)は78セントとなり、投資家予想のEPSは72セントで予想を上回る好成績を収めている。予算発表翌日の26日の株式市場では、前日終値が1株90.98ドルだったスターバックス株は99.11の値をつけ、8.94%まで上昇した。なお同社の株価は昨年2018年6月に48.35ドルをつけた後、1年ほどでほぼ2倍に上昇している。
Q3に442店舗を新しくオープンさせ、世界中にスターバックスは30626店となった。新しくオープンさせた店舗のうち3分の1は中国で、半数はアメリカ以外の国となっている。今月7月12日には中国・北京でモバイルオーダーに特化した専門店StarbucksNowをオープンさせ、ウーバーイーツとの協業などデリバリー分野にも力を入れている。またスターバックスでは同社の会員プログラムStarbucks Rewards Programを積極的に推し進めており、こちらの会員数も前年比14%増となる172億人となった。スターバックスは外食産業向けのクラウドサービスを展開するBrightloomと提携したことを発表しており、今後さらなるデジタル分野の活用をしていく模様。デジタル分野やデリバリー活用などがスターバックスの今後の成長の鍵になっていく。
--参考記事
Starbucks Boosts Sales With Help From New Drinks, Store Upgrades (The Wall Street Journal)
Starbucks Backs Restaurant Tech Company in Creation of End-to-End Digital Platform (Starbucks Press Release)
スタバが米新興テック企業と提携、競合へのライセンス供与も視野 (Forbes Japan)
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**photo is from Starbucks.com
