猿田彦珈琲と三菱商事は資本提携契約締結のプレスリリースを7月26日に発表した。猿田彦珈琲は三菱商事から約5億円の資金調達を行い、三菱商事は第三者割当増資の引受により猿田彦珈琲の株式を14.98%比率で取得した。
猿田彦珈琲は三菱商事からの出資を受け、アジアでの店舗拡大を目指す。現在国内16店舗、台湾に3店舗を展開するが、来年2020年までにタイと香港にも進出し、3年以内に30店舗に増やす計画。
今回の増資は三菱商事のコンシューマー産業グループが実施している新規事業公募制度への応募がきっかけとなっている。三菱商事は猿田彦珈琲のサステナビリティを重視した経営方針と日本発の「おもてなし」文化を体現したサービスとブランドバリュに共感し、今回の資本締結を決めたと発表している。三菱商事のコンシューマー産業グループは6月にはコメダにも8.9億円の出資を行っており、外食事業へ積極的に出資している。
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参考記事: 日本式喫茶店 アジア市場開拓 ドトールや猿田彦 (日本経済新聞 2019.7.26)
**photo is from Sarutahiko coffee