猿田彦珈琲はケニアのシングルオリジンコーヒー2種類発売した。今回発売したのは「ケニア/キアンジュキ ピーベリー」と「ケニア/カムワンギAA」の2つで、ともに1袋100gあたり933円(税込)。
ケニア/キアンジュキ ピーベリーはケニア・ケニア山東部のエンブー地域で小規模農家によって育てられたコーヒーをキアンジュキ・ファクトリーでウォッシュドで精選したもの。ケニアでは家庭菜園のようにコーヒーが育てられ、それらを近くの加工施設に持ち込んでまとめて精選加工され、ロットして仕上げられるのが一般的。ピーベリーのみを集めたロットで、浅煎りにすることで、チェリーやキャラメルを思わせる風味、「独特の丸い感じと滑らかさを感じる口当たり、甘みの残る後味」を楽しめるコーヒーに仕上がっている。
一方、ケニア/カムワンギAAはケニア・キリニャガ地域のカムワンギ・ファクトリーで周辺の小規模農家が栽培したコーヒーチェリーをまとめてウォッシュド加工したもので、スクリーンサイズが7.2mm以上の「AA」という最高位を獲得したコーヒー中煎りにすることで、グレープ、赤ワイン、ベリーの風味を持つ、「滑らかな口当たり、爽やかさと甘い香りを感じる後味」が楽しめるコーヒーになっている。
2つを飲み比べることで、同じケニアというコーヒーだけども、生産地による風味の違い、ピーベリーやAAという特徴の違いを楽しめるだろう。