生産国12か国で開催されるスペシャルティコーヒー品評会「カップオブエクセレンス (COE)」の開催概要の変更が発表された。新型コロナ感染の世界的な大流行を受けて、今年のCOEは異例の措置となる。
2020年のCOE開催予定詳細
今年前半に予定されているエチオピア、ニカラグア、コスタリカ、グアテマラ、エルサルバドルの5カ国についてはCOEの開催が決定された。国内審査までは通常通り開催し、国際審査に関しては世界各地のGCC(グルーバル・コーヒー・センター)にサンプルを送り、審査員が開催国に渡航せずに審査を行えるようプログラムの大幅な変更が発表された。現時点でのGCCとして発表されているのはACEラボ(アメリカ)、Campos Coffee(オーストラリア)、Kaffebrenneriet(ノルウェー)、丸山珈琲(日本)、テラロッサ(韓国)、ワタルコーヒー(日本)の6拠点。
今年後半に予定されているコロンビア、ブラジル、ペルーに関しては開催が通常通り予定されているが、状況に応じて変更の可能性もある。また今年度のメキシコとホンジュラスでのCOEは開催が中止となった。
国 | 国際審査日程 | オークション日程 |
---|---|---|
エチオピア | 4/4 - 4/9 | 6/25 |
ニカラグア | GCCs | 7/16 |
コスタリカ | GCCs | 7/23 |
グアテマラ | GCCs | 7/28 |
エルサルバドル | GCCs | 7/30 |
コロンビア | 不明 | 11/12 |
ブラジル | 不明 | 11/24 |
ペルー | 不明 | 12/3 |
ホンジュラス | - | 中止 |
メキシコ | - | 中止 |
エチオピアのCOEは今年初となり、国際審査は4月4日から9日までの期間で、サンプルをアメリカ・ポートランドに運び行われた。
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**Photo source: unsplash