台湾で11月15日から18日の日程で行われた台湾国際コーヒーショーの中で焙煎の世界大会World Coffee Roasting Championship2019が開催され、見事今年の王者の座をロシア代表のArseny Kuznetovバリスタ(Traveler's Coffee)が獲得した。
2位にはルーマニアのBogdan Georgescuバリスタ、3位にはポーランドのMateusz Karczweskiバリスタが輝いた。世界の23か国から各国の国内戦で勝ち上がったバリスタが競技に臨んだ。日本からは2019年日本ロースティングチャンピオンのロクメイコーヒーの井田浩司バリスタが参加した。井田バリスタは13位となった。
World Coffee Roasting Championshipはコーヒーの焙煎技術を競うバリスタ競技で、競技者には事前に使用される生豆の情報は知らされず、競技直前に一定量の生豆が与えられ、選手は同じ時間内で生豆のプロファイルを確認し、その豆の味わいを存分に発揮する焙煎方法を模索し、最終的に焙煎を行い、その味わいでスコアがつけられる。