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コーヒー飲用の影響に関する10の研究が採択 AJCA


全日本コーヒー協会は2019年度(期間は2019年4月から2020年3月まで)に助成を行う研究を10件採択したことを発表した。

全日本コーヒー協会は昨年12月から今年1月上旬にかけて、2019年度の「Human Healthに関するコーヒーの効用全般についての研究」という幅広いテーマで研究助成の募集を行なっていた。65件の応募があった中で、10件を採択し、年間200万円を上限に研究を助成する。採択された研究テーマは以下となった。

研究テーマ 研究者
コーヒー摂取による腸内細菌叢改善および生活習慣病リスク低減効果の分子生物学的検証 常田聡 教授(早稲田大学)
コーヒー摂取が加齢網膜の視覚機能に与える影響の解析 古川貴久 教授(大阪大学)
コーヒーポリフェノールによるHDLを介したサクセスフル・エイジング効果 小倉正恒 教授(国立循環器病研究センター研究所)
コーヒー摂取による老化に伴う癌化抑制機構の解明 大塚基之 講師(東京大学)
脳内酸化ストレス抑制効果の個体レベル画像化解析に基づくコーヒーポリフェノール・クロロゲン酸の認知症予防機序の解明 板垣史郎 特任准教授(札幌医科大学)
カフェストールの骨破壊性疾患に対する治療効果と血中コレステロール値への影響 坂井詠子 助教(長崎大学)
コーヒー成分による腸内細菌代謝産物を介した脳内炎症の抑制 西辻和親 講師(和歌山県立医科大学)
コーヒー成分を認識する抗炎症受容体の同定 本田善一郎 教授(お茶の水女子大学)
ChIP-Sequence解析を用いた新規コーヒー含有成分による抗炎症作用機構の解明 多胡めぐみ 准教授(慶應義塾大学)
コーヒー摂取とメンタル不全・心理的安寧に関する職域疫学研究 川田智之 教授(日本医科大学)

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**photos are from unsplash

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