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スタバ リザーブ全店で スマトラとディカフェの2銘柄発売


スターバックスコーヒーは4月11日から希少性がありトレーサビリティのとれた高価なリザーブ豆を扱う全国のスターバックス リザーブ店全店で「スマトラ ワハナ エステート」と「ディカフェ コスタリカ ハシエンダ アルサシア」を販売する。

スマトラ ワハナ エステート」はインドネシア・スマトラ島北部トバ湖付近にあるワハナ農園(ワハナ エステート)で育てられたコーヒーを、スマトラ島では珍しい「ウォッシュトプロセス」で加工したもの。通常スマトラ島では伝統的なスマトラ式で精製される。ウォッシュトプロセスで加工された今回のコーヒーは「いきいきとした大地のような香りに、グリーンハーブやレモンゼスト、ミルクチョコレートの風味」が特徴のコーヒーで、セイボリースパイス、チョコレート、レモンが相性の良いフレーバーとされる。1袋250gあたり2600円(税抜)で販売され、店頭では100g以上での量り売りの対応もある。

スターバックスでは2012年に初めて同農園のコーヒーを取り扱い、去年はナチュラルプロセスの「サンドライド スマトラ ワハナ エステート」を販売している。ワハナエステートはインドネシア最大のコーヒー輸出業者サリマクムール社が所有しており、新しい加工法への取り組みや品種の栽培を意欲的に行う。農園は480haの敷地のうち、240haでコーヒー栽培を行い、25haの苗床を持つ。

ディカフェ コスタリカ ハシエンダ アルサシア」は東京にある「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」で取り扱われていた銘柄で、今回リザーブ店全店での通年を通して販売になった。スターバックスの自社農園ハシエンダ・アルサシアで栽培されたコーヒーをウォッシュドプロセスで精製し、さらに二酸化炭素抽出法によってカフェインを除去したディカフェのコーヒー。「シトラスとミルクチョコレートの風味、はじけるような酸味が特徴」になっている。1袋250gあたり2400円(税抜)で販売。

ハシエンダ・アルサシアはスターバックスが2013年にコスタリカ・アラフエフ州に購入した自社農園で、ポアス火山斜面にある240haの広い敷地の大半ではコーヒー栽培を行うが、一部区画ではよりよい品種などの研究開発を行う。この農園のビジョンは「より大きな利益につながるコーヒーの栽培法の研究、病気に強く高品質な次世代の品種の開発、そしてそれらを世界中の生産者に共有すること」で、2018年には一般客もが農園を楽しめるビジターセンターもオープンした。

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**photos are from starbucks

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