米スターバックスコーポレーション(SBUX)は7月28日に、2020年度第3四半期(Q3: 2020年4月から6月までの3ヶ月間)の決算を発表した。新型コロナ流行の拡大を受けて、全世界でのスターバックスの売上は前年同期比38%減の42億米ドル、6億7800万米ドルの純損失、EPS(1株あたりの利益)は-58セントとなった。
日本円になおすと、およそ4400億円を売り上げ、最終的に700億円の赤字となった。
世界的な新型コロナ感染症(COVID-19)の流行を受けて、スターバックスは前四半期Q2より世界中の店舗で臨時休業などの措置を行った。前Q2の売上は前年同期比10%減の60億米ドル、純利益は前年同期比50%減の3億2千万ドルとなっていた。今回発表となったQ3の業績は前四半期Q2に比べ、より大きく影響を受ける結果となった。
また今期の期初から第3四半期まで(2019年10月から6月までの9ヶ月間)の累計業績は、売上173億ドル(前年比12%減)、純利益5億3500万ドル(前年比80%減)、EPSは45セントとなっている。
スターバックスはQ3期間に世界の店舗数は130店舗増え、世界に32180店舗を展開する。内訳はアメリカに15243店舗、中国に4447店舗となり、アメリカと中国で全店舗の6割強をしめる。
Q3 損益計算書 抜粋
科目 | 金額(USドル) | 対前年同期比 |
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売上高 | 42(億ドル) | -38% |
営業コスト | 49(億ドル) | -13% |
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営業損失 | -7(億ドル) | -162% |
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当期純損失 | -6(億ドル) | -149% |
EPS | -58セント | -151% |
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**Image source: Starbucks.com