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米スタバ 昨年10月から12月の四半期決算発表 感染症影響は軽微で復調


米スターバックスコーポレーション(SBUX)は1月26日に、2021年度第1四半期(Q1: 2020年10月から12月までの3ヶ月間)の決算を発表した。全世界でのスターバックスの売上は前年同期比4.9%減の67億4900万米ドル、純利益は29.8%減の6億2220万米ドル、EPS(1株あたりの利益)は53セントとなった。日本円になおすと、売上が約7000億円、最終純利益は645億円となる。

売上が前年同期比で5%減となったのは、客足の鈍り、COVID-19感染症対策に応じた営業、時間短縮、臨時休業のためとしている。前年度同四半期の業績には、COVID-19の影響はなかったと言えるので、前年同期比5%減にまで収めたのは、COVID-19の影響も軽微になり、復調の兆しがみえる。
スターバックス会員制度のリワーズプログラムのアクティブユーザー数(90日間に利用のあったユーザー数)が前年比15%増の2180万人となっている。スターバックスはQ1期間3ヶ月間に世界の店舗数は278店舗増え、世界に32938店舗を展開することになった。このうち、アメリカには15340店舗、中国に4864店舗となり、アメリカと中国で全世界の店舗数の6割強をしめる。

スターバックスは2021年度の年間目標を対前年比18~23%増の280~290億米ドルを目指す計画を発表している。営業利益率は14~15%を想定。2021年度は通常年度とは異なり、1週多い53週となる。2021年1月から3月のQ2について、アメリカでの店舗売上を対前年比5~10%ほどの増加を目指し、中国では対前年比100%増の売上計画を発表している。

Q1 損益計算書 抜粋

科目 金額(USドル) 対前年同期比
売上高 67(億ドル) -4.9%
営業コスト 59(億ドル) -0.5%
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営業利益 9(億ドル) -25.1%
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当期純利益 6(億ドル) -29.8%
EPS 53セント -28.4%

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Image source: Starbucks.com

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