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グアテマラCOE2019 ラス・マカダミアス農園が優勝


グアテマラのカップ・オブ・エクセレンス(COE)2019の国際ジャッジによる審査が6月17日から20日の日程で終了し、スコアと入賞した20農園が確定した。グアテマラCOE2019で見事90.16のスコアをとり1位を獲得したのはラス・マカダミアス農園のパカマラ ナチュラルとなった。

今年からCOEのルールが若干変更になり入賞基準が87点以上に引き上げられた。グアテマラCOEで87点以上のスコアを獲得し入賞したのは20農園で、そのうち国際ジャッジが90点以上のスコアをつけたロットは上位3位までのロットのみとなった。国際オークションは8月8日に開催される予定。国際ジャッジとして日本からは8名が参加した。

2位はスコア90.14を獲得したカリバス・ラ・シエラ農園のウォッシュトプロセスのゲイシャ。3位はスコア90.03でエル・インヘルト農園のウォッシュトプロセスのパカマラ。優勝のラス・マカダミアス農園は昨年COE2018では14位であった。

カップオブエクセレンス は、国際コーヒー機関(ICO)のプロジェクトの一環で、1999年にブラジルから始まり、現在ではグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビア、ペルーの12の生産国で行われている。今年でカップオブエクセレンスは20周年を迎える。

カップオブエクセレンスの選考は、最低基準のチェック、国内審査、国際審査と3段階で行われ、少なくとも5回の品質の評価が行われ、この厳しい品質評価を経て最低87点以上のスコアを獲得し入賞したコーヒーは、インターネットのオークションで名実ともにグローバルに競り落とされる。落札された価格は、諸経費を引いて、そのまま生産農家が手にすることができるのがCOEオークションの特徴。1999年の第1回カップオブエクセレンスでの1位獲得ロットの落札価格は2.6ドル/ポンドであったが、2018年には最高落札価格も更新し300ドル/ポンド(コスタリカCOE)となり、20年間の累計オークション収入は6億ドルを超えている。

今年のCOE開催予定詳細

国際審査日程 オークション日程
ホンジュラス 5/28 - 5/31 7/11
コスタリカ 5/28 - 5/31 7/18
グアテマラ 6/17 - 6/20 7/25
メキシコ 6/18 - 6/21 8/8
ブルンジ 8/5 - 8/8 9/19
ルワンダ 8月開催 -
コロンビア南部 9月開催 -
ブラジル 10/15 - 10/19 12/11
ペルー 10/22 - 10/25 12/5

*COE公式サイト
詳しいCOEの結果はこちら
**画像はCOE2018 La Reforma y Anexosから拝借

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