スターバックスも居心地はいいが、
意外とタリーズやドトールの立地の良さは顕著である。
ちょっと隙間時間が空いた時に入ろうとするところにあるのがタリーズという印象が最近強い。
そんなタリーズ、お店に入るとほとんどの店員さんは黒いエプロンをつけている。
しかし、ごくたま〜に、茶色のエプロンをつけた店員さんや、「COFFEE MASTER」と書かれたエプロンをつけた店員さんに出会えることができる。
このエプロンってなんだろう?っていうのが今日の記事。
タリーズコーヒー
タリーズコーヒーは元々アメリカ・シアトルで1992年に生まれたスペシャルティコーヒーを扱うコーヒーショップでした。オーナーは不動産会社を営むトム・タリー・オキーフ氏で、彼の名前をとって「タリーズコーヒー」となりました。
そんなタリーズが日本にやってきたのは1997年8月で、日本での1号店が銀座にオープンしています。
現在は日本全国に約700店舗あります。
コーヒー豆の販売、コーヒーやエスプレッソドリンクなどを販売し、スターバックスと競う大手カフェチェーンです。
現在は伊藤園グループに属します。1997年に日本のタリーズがスタートした時から、日本のタリーズはアメリカのタリーズからライセンスをもらって営業し、アメリカのタリーズとは全くの別会社です。
そのため日本のタリーズで取り扱うコーヒー豆は全て日本のタリーズがコーヒー豆を買い付け、品質をチェックし、日本で焙煎しています。
同じカフェチェーンといっても、スターバックスと違い日本人好みのコーヒーを取り扱っているのも大きな魅力です!
ピッコロバンビーノ、モカジャバ、ハウスブレンドなど、優しく飲みやすいコーヒーが多いです。
コーヒーアドバイザーって?
さて、タリーズの店員さんは黒色のエプロンを通常はつけています。
ところがたまに、茶色のエプロンで「Coffee Adviser」と書かれたエプロンを着けた店員さんがいます。
この店員さんは、タリーズ社内のコーヒー資格試験をパスした人で、コーヒーのエキスパートです。
この方がお店ではコーヒー豆の知識に精通し、コーヒーの楽しみ方を提案してくださったり、豆選びのアドバイスをしてくれます。
「コーヒースクールで講義を行ったり、ハッピービーンズデーでは、お客さまに豆選びのアドバイス」をしてくれるそうです!
是非とも、そんなコーヒーアドバイザーを探してみたいものです。
その上のコーヒーマスターとは
身近なタリーズにコーヒーアドバイザーのエプロンを着けた店員さんがいると、
コーヒー豆探しや、コーヒーの楽しみ方も増えそうです。
そんな中でさらにすごい人がいます!
濃い緑色のエプロンに、「COFFEE MASTER」と書かれたエプロンを着けている人です。
コーヒーマスターとは、コーヒーアドバイザーの上級資格とでも言えるさらに上の試験にパスした人だけが着られる数少ないコーヒー超エキスパートです。
タリーズの公式によるとこの記事執筆時現在でコーヒーアドバイザーは約3000人いますが、
コーヒーマスターは32名のみとなっています!
出会えること自体がレアです!
近くのタリーズにこのコーヒーマスターがいたらそれはまさにラッキー以外なにものでもありません。
ちなみにこの記事執筆時にコーヒーマスターがいる店舗はこちらと紹介されています。
このコーヒーマスターの資格にはコーヒーの抽出やコーヒー豆の知識、コーヒーの味を見極めるティスティング技術や接客などでのプレゼンテーション力に加え、コーヒーに対する情熱が豊富であることが必要だそうです。
30名ほどしかいないことから、難関な資格であることがうかがえます。
このコーヒーマスターがいる店舗限定で販売されるコーヒー豆や、限定で開催される特別なコーヒースクールもあり、
コーヒー好きにとっては是非とも行ってみたいお店だと思います。
是非とも、近くのお店にいたら、訪れて、
コーヒーの相談をしてみるといいかもしれません。
面白い発見やアドバイスがいただけるかもしれません。