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スタバ 約130億円をかけて中国に焙煎工場を設立 中国市場の需要に対応する


米スターバックス・コーポレーションは焙煎工場や倉庫、配送センターなどの機能を備えた大規模なコーヒー・イノベーション・パーク(CIP: Coffee Inovation Park)を中国に設立することを発表した。アメリカ国外では最大規模の投資額となる日本円にして約130億円規模をかける。場所は上海と蘇州の中間にある工業都市・昆山を予定し、2022年に開業を目指す。

スターバックスは2022年までに中国内での店舗数を6000店舗にする計画のもと、その需要に対応するべく焙煎工場などの施設を備えたCIAを設立する。現在スターバックスはアメリカに5つの焙煎工場と、オランダのアムステルダムに1つ焙煎工場を所有する。アムステルダムの焙煎工場はヨーロッパ市場へのコーヒー供給を主に行っており、その他の地域にはアメリカの工場が担当している。今後の中国市場の伸びをサポートする意味でも今回の中国のCIPは重要な意味を持つと話す。

スターバックスでは2012年に中国・雲南にファーマーサポートセンターと呼ばれるコーヒー生産者支援オフィスを設立している。CIPは中国をはじめ世界中から届けられるコーヒー生豆の管理、工場での焙煎、そして機械を駆使し自動化された配送機能で中国全土へとコーヒーなどを送り届ける。また、CIPではコーヒーを焙煎するロースターのトレーニングなども行われる。CIPは環境やサステイナビリティに配慮するため、LEED認証や中国の建築基準に準拠し、エネルギーロスを最小限にしていく計画。

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**Photo source: Starbucks

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