本日6月24日よりコフィアでコーヒーの記録をつける際のスコア評価方式を変更させていただきました。
元来は、コーヒーを始めたばっかりの方にもとってもわかりやすいように、酸味・苦味・コク・総合評価の4点のスコアリングシステムを提供いたしておりましたが、
カップオブエクセレンス(COE)で用いられている品質評価方式に変更いたしました。
これにより、
評価項目は以下の8つに増えました。
「Flavor/フレーバー」
風味に関して評価しましょう。
「Aftertaste/後味の印象」
コーヒーを飲み込んだ後の風味はどうかの項目です。素晴らしく美味しい甘さが残る場合と、うえっとなるようなひどい後味などをここで評価します。
「Acidity/酸の質」
コーヒーがどれほどの明るさや爽やかさを持つかを評価します。
「Mouthfeel/口に含んだ質感」
一般的な「コク」についての評価です。粘り気や濃さ、舌触りの滑らかさなどです。
「Clean Cup/カップのきれいさ」
風味がきれいに味に現れているか、液体に透明感があるか、後味にざらつきなどがないかを評価します。
「Sweetness/甘さ」
コーヒーの味に甘さが含まれているかを評価します。それは、砂糖などによる甘さではなく、コーヒーの味が生み出す珈琲の甘さを表します。
「Balance/全体のバランス」
全体的なコーヒーの味のバランスが取れているかで評価します。風味や酸など一つの特徴が主張していたとしたら、それはバランスがとれているとは言えません。
「Overall/総合評価」
総合的な評価で、個人的な評価で構いません。好き嫌いや美味しいやまずいなどで点数評価します。
COE方式に乗っ取り、各項目は8点満点になっています。
なお、初期設定は4点になっており、
4点を基準に各項目を評価していただこうと考えております。
4点をつけるものはいつも飲んでいるコーヒーと同様という意味で考えていただけるとわかりやすいと思います。
カッピングの評価もこのようになっており、
今後みなさんがコーヒーの評価を行う際にも役立つと思います。
最初は難しく感じられるかもしれませんが、
お付き合いをお願いいたします。
今後とも世界中のコーヒーを集め、
コーヒーについての洗練された情報を提供し、
コフィアがコーヒーラバーにとって、
居心地がいい空間になるように日々尽力いたしますので、
かわらないご愛顧をよろしくお願いいたします。
コフィア編集部