スターバックスのクリスマスブレンド
今年はどことなくスパイシーな印象。カカオを思わせるほのかな苦さ、クリーミーなテクスチャがアフターにあり、甘いとはっきりとは言えないが、悪くはない。甘さは隠れている。フィニッシュは意外とさっぱりしていて、エレガント。
苦くはないが、深煎りに近い深さを感じられる。冬らしい、暖炉の近くで温まりながら飲みたいコーヒー。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。ハンドドリップの方が、口の中で広がる豊かさがあり。言葉でうまく伝えられないが、薫製された、年代物のようなコーヒーの味わい。プレスはカカオビターやダークチョコレート感が強い。
ハーブやスパイスのような風味とほのかな甘みが特徴のコーヒーです。ラテンアメリカとアジア/太平洋産コーヒーに、希少なエイジドスマトラコーヒーをブレンドしました。なめらかな口あたりで洗練された味わいが楽しめます。
ホリデーシーズンのあらゆるシーンにおすすめです。キーワード:SPICED(スパイス感)
REFINED(洗練された)
相性のよいフレーバー:ジンジャー、カスタード、ドライフルーツ
今年のスターバックスのクリスマスブレンドは少し苦みが強い気がする。苦味を超えた先に、後味の心地よさはあるが、ブラックコーヒー単体として飲むには苦いと思う。
逆に、生クリームがいっぱい乗ったケーキやお菓子と食べる分には相性は良いはず。
(別日に飲んだ時は、そこまで強烈な苦さを感じず、ほどよい苦味とロースティーな甘さが絶妙で、深さのある冬のコーヒーという印象で美味しかった)
ハンドドリップとプレスで淹れ比べたが、ハンドドリップは後味のコクがより豊かで濃厚、プレスは全体のバランスがとれ比較するとさっぱりしている印象。どちらでも美味しく淹れられる。
今年のスターバックスのクリスマスブレンドは後味の「コクや甘さ」がより豊かになった気がする。風味や香りはあまり感じず、豊かで深いコクと後味の甘さが特徴。風味や酸味がない点、コーヒーをあまり飲まれない方にとっては「苦く」感じるかもしれないが、苦味の奥にある甘さを楽しんでほしい一杯だと思うし、冬の甘めのお菓子や生クリームのついたおデザートとのペアリングにはぴったりだと思う。
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毎年出されるスターバックスのクリスマスブレンドは3種類、オーソドックスな「クリスマスブレンド」。ローストをエスプレッソレベルまでした「エスプレッソロースト」。そして浅煎りに仕上げ明るい印象の「ブロンドロースト」。
3年ほど生豆の状態で寝かして熟成させた「エイジド スマトラ」が使用され、これによって豊かで深いコクが加わる。