アナエロ・ウォッシュトのコスタリカ。
浅めの焙煎で、非常に穏やか。酸味はあるが、強烈に感じはしない。全体のバランスが整っており、甘さ、フレーバー、酸味がどれもおしとやかに共演している。
フレーバーは飲み始めにリンゴ(甘みや酸味は少なめ)、そのあと後半はシナモンクッキー、シナモン、八つ橋のニュアンス。
バランスが良く、上品。来賓に是非とも出したい味わい。
コーヒーから感じる色合いは淡いクッキー色。人に例えるなら、幼稚園に通う子供たち。無垢で、純粋なイメージ。
ハンドドリップとプレスの淹れ比べ。ハンドドリップはよりクッキーのようなフレーバーがあり、より穏やか。プレスはハンドドリップよりもリンゴのようなフレーバーが強く、酸味が少しある。
Variety: Catura
Tasting notes: Cinnamon, Apple, Melon, Apple Pie, Sliky Mouthfeel, Well Balance
Altitude: 1750m
水出しアイスコーヒーにした。
焙煎が浅いので、非常に軽くさっぱりしたアイスコーヒー。
だが、後味にかけても甘さが非常にあり、余韻の中にアップルパイのようなフレーバーがある。
感じられるフレーバーは、飲みはじめに柑橘系のさっぱりとしたフレーバーと、甘さがそこまでないリンゴのフレーバー、後半にシナモンが出てきて、フィニッシュあたりにアップルパイの香ばしいフレーバーが感じられる。フレーバー体験が非常に面白い。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。
プレスでアイスコーヒーにしてみた。
ホットコーヒーで淹れるよりかは、幾分か普通のコーヒーになってしまう。
印象は浅いの焙煎で、酸味もバランスよく出た、一般的な中米のスペシャルティコーヒーのアイスコーヒーのよう。
アナエロによる独特な味わいはアイスコーヒーにすると乏しくなってしまう。ただ、アナエロらしさは後味の甘みは非常に強く感じられる。
フレーバーはホットに比べると劣り、オレンジ、クッキー。後味にクッキーを食べてるような甘さがある。全体的にさっぱりとして、真夏の暑い日にごくごく飲みたくなるような味わいのアイスコーヒー。もちろん美味しいが、高価なこのコーヒーではなくて、他の中米のもう少し安いコーヒーでもほぼ同じ味は出せそう。