こちらも水出しにしてみましたが、ワハナのこのロットは水出しには正直向いていない印象。
お豆自体も古いものを使用したのでそのせいもあるかもですが、牧場の干し草に顔を突っ込んで感じるようなムワッとした感じの味わいがある。草感が強く、少し良いレモンゼストのようなハーブもあるが、湿った感じが拭えない。このコーヒーは水出しより、通常のドリップなどで飲むほうが美味しいはず。
#水出しチャレンジ
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。
スターバックスで通年で売られているコアのスマトラと比べてみた。
プレスでコーヒー粉20g(敢えて今回は細挽)、お湯290ccでスマトラ、スマトラ ワハナエステートを淹れた。
コーヒーが淹れ上がった後の香りはスマトラは新緑や森を思わせるのに対して、ワハナエステートは干し草、秋を思わせるもの。
飲み口の印象はスマトラはどっしりとした重さがあり、森林、特に、雨の日に樹々が雨を喜んでるかのような森を思わせてくれるのに対して、ワハナエステートは鼻にかけて突き上げてくるエネルギーや元気、ハツラツとした感じがあり、新緑の5月、または初夏の草原に青々と生い茂る草々を思い浮かべる。
スターバックスのスマトラのラインナップは、コアスマトラ、ワハナエステート(ウォッシュト)、ワハナのサンドライド スマトラ、エイジドスマトラの4種類があり、個人的には毎年冬ごろ出る「エイジドスマトラ」が一番好きで、エイジドスマトラの深く奥深い味わいをぜひ試してほしいと思う。
また今日は淹れ方で、敢えて細挽きのコーヒーを使って、抽出時間4分のプレスで試してみたが、粗挽きに比べ、もちろん濃さは増すが、フレーバーがより如実に伝わる味わいのコーヒーになり、普段コーヒーを飲み比べたり、フレーバーを知りたい、濃いコーヒーが嫌いではない方には、おすすめな淹れ方かも。
ワハナエステートのウォッシュトプロセスで加工したコーヒー。
青々と茂る5月ごろの春や夏の草たちを容易に想像できる「いきいきとした大地」を思わせるコーヒーで、ウォッシュトプロセスによって洗練された味わいと、ぎゅっとさせたような酸味、後味に残る甘さが心地よい。若干後味に苦味というか渋みが残る。フレーバーは非常にシャープで飲んだ後これでもかってほどにスッと鼻腔を通り抜けていき、それが大地っぽさのある青々と茂る青草を思わせるフレーバー。余韻にハーブ系🌿も感じられる。
商品説明で紹介される「レモンゼスト」もなんとなくわかる気がする。
このコーヒーのイメージはいい意味で青いワラを口の中にもぐもぐしてる感覚。
夏の暑い日に家の日陰の涼しいところから子供たちがわきゃわきゃ言いながら遊んでるところを眺めてるような気分にさせてくれるコーヒー。
ハンドドリップとプレスだとほぼ同じ味わいに仕上がるが、ハンドドリップの方がフレーバーがよりシャープで、プレスは少し酸味を感じられる。共にバランスよく飲める。