プレスでアイスコーヒーを抽出。
ホットコーヒーと同じように独特なフレーバーが出るが、アイスコーヒーにすることで酸味がきつく、主張的。
フレーバーはリンゴ酸、チェリー、お酢、蜂蜜。複雑な味わいで、面白い。ただ後味に酸味の渋みが強調されるので好き嫌いは分かれそう。甘さはある。
夏にこのコーヒーをグラスに入れて、上に(多分リンゴ味の)アイスクリーム乗せたらぴったりなデザートになりそう。
豆を挽く時点で、パイナップルを思わせるフルーティな香りとコニャックのような発酵したアルコール感をしっかりと感じられ、淹れる前から美味しい。
コーヒーは溌剌としたパイナップルとどことなくチェリーを感じられるフルーツフレーバーがしっかりと感じられる。後味にかけて、上品な発酵酒、コニャック(なのかな?)がほどよく漂い、心地よいコクが生まれている。
一口飲んで、「ああ美味しい」って思えるコーヒー。酸味はしっかりとあるが、フルーツを食べてるような酸味で美味。苦味や雑味は全くない。
コーヒーから感じる印象はピンクや紫色。パイナップルなど明るい印象のコーヒーだが、黄色や水色とかではなく、少し大人な色合い。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。個人的にはハンドドリップで淹れる方がより溌剌とした酸味が出て、好み。ハンドドリップは後味にレッドチェリー感があり。プレスは後味にウォータリーな印象を受ける。
アメリカのコーヒーレビューサイトCoffee Reviewが毎年発表するその年のベスト30コーヒーの2021年トップ30のうち3位として評価されている。
Blind Assessment: Savory-sweet, intensely aromatic and flavor-saturated. Dried red plum, amber, teriyaki sauce, cocoa nib, pink peppercorn in aroma and cup. Savory-tart structure with fruit-toned, focused acidity; rich, syrupy mouthfeel. The crisp finish consolidates to notes of teriyaki and cocoa nib.
The Bottom Line: An exciting, intensely distinctive coffee for sensory adventurers: Rich umami flair enveloped in sweet-tart fruit with shifting, intricate aromatics.
—Coffee Review
セイボリースイートが単語して意味がわからないが、レッドプラムはわかる。照り焼きソース、Amber(琥珀)、ピンクペッパーも、僕の舌では検知できず笑
クリスプなフィニッシュに照り焼きソースとカカオニブがあるらしい。照り焼きソースは飲み終わり、鼻から空気を抜くとなんとなく感知できるかも。
フルーツタルトのような旨みを感じさせるっていう評価は素敵だし、言われるとなんとなく。笑
逆にパイナップルや発酵酒っぽいフレーバーについて言及されてないのは面白い。舌が違いすぎて。