作る前から水出し合うだろうなと思ってたが、やはりこのコロンビアの水出しは美味しかったです。

ナッツの香ばしさや甘さとともに、水出しらしい少し暗い黒飴のような甘さの奥に底知れぬ明るさを感じさせてくれる、水出しコーヒー。

飲んだ瞬間から飲み終わるまで滑らかで違和感やひっかかりを全く感じさせず、飲み干すともう少し飲みたいなと思ってしまい、次から次へと飲んでしまうように、ゴクゴクと杯が進む。

非常にナッツのような甘さと濃厚さを感じ、すこしカカオ由来のチョコレートのような印象も受ける。コロンビアらしいまっすぐなコーヒー。嫌な酸味や苦味は特に見当たらず、バランスが良く、リッチな気分になる。

ドリップとプレスで淹れ比べてみたが、ドリップは純粋に美味しく、プレスはドリップのフレーバー印象に加え、より甘いフレーバー、バニラが加わり、少し上品な顔が加わった感がある。

リザーブバーのシングルオリジンはカフェムヘレスでした。ブラックイーグルでエスプレッソとラテお願いした。

チョコレートやウォールナッツ、バニラのような風味をもった、表情の変化を楽しめるコーヒー

エスプレッソはすっきり感のあるエスプレッソで、一口目はチョコレートで、二口目以降ウォールナッツ、クルミの乾いたナッツ感があるかな。バニラは見当たらなかった。甘さが最後にほのかに感じられたが全体的に甘さがもう少しあるとよき。ウォールナッツ系のドライさが後味にあり、少し渋め。

ラテはミルクの味に負けていたかな。エスプレッソ自体がそこまで主張的でないので、「ミルク」ラテ。全体として、このコーヒーらしくすっきりとし、後味キュッとした味わいが多少見られる。