ほぼ毎年発売されてるエイジドスマトラだが、いつも12月や1月などの冬ごろに販売されることが多い気がするが、今年は初夏に発売したビンテージ2022。
エイジドスマトラにしては、どことなくすっきりとした印象があり、前半は清涼感のあるハーブを思わせるような味わい。玄米茶。ただ後半にかけて、エイジドスマトラ特有の優雅で深いコクが楽しめ、美味。余韻が長く、心地が良い。
今年はどっしり重めというより、少し軽やか。夏の暑い日でも、午後に涼しい部屋で、優雅な時間を過ごしたい時に淹れたい一杯。重すぎず、軽すぎず、ひとときを楽しめそう。
林床やレザーを思わせる香りと、メープルシロップや焼きマシュマロ、スパイスケーキを思わせる風味が感じられる力強い味わいのコーヒー
—商品説明より
メープルシロップや(焼かない)マシュマロあたりが、個人的には当たる。スパイスケーキが何を指してるかわからないが、キャロットケーキあたりだとわかる。
個人的には2018年に飲んだコーヒーのトップ5に入るほど、美味しく感じたコーヒーだったが、2019,2020年には販売がなく久しぶりのエイジドスマトラ。
深いコクが味わい深く、熱帯雨林の奥深いところの、うっそうとした森の中が思い浮かぶようなウッディさが楽しめる。
深い味わいだからといって苦さは感じにくく、奥深い深さを十分に楽しめる。
奥深さからどことなく後味にかけて焦がしたマシュマロのような甘さに変化していく。後味まで心地が良く、この深さに終始身を任せていたい。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。ハンドドリップはしっかりと深さが出ており、後味にマシュマロのような甘さが出る。プレスでは全体的に柔らかさが生まれ、柔らかいウッディさを楽しめる。
シダーやブラックリコリス、トーストしたマシュマロのような甘みが感じられる、力強い味わいのコーヒー
相性のよいフレーバー:チーズ、ナッツ、セイボリースパイス
--商品説明より
このコーヒーはお湯を注ぐと通常とは違うガスが出てきて面白い。粒の大きいガスが出てくるので、エイジドしてることでやはり変化があるよう。それか焙煎したてなのか?
コクが深く、それも洗練されたコクだから、このコーヒーの抽出にはプレスで淹れるほうが、エイジドスマトラがもつ特徴が引き立つ。
まったく酸味がないので、飲むとまずエイジドが持つマツや杉のような風味と、洗練さたきれいなコク、スムースな飲み口が感じられる。
後味は嫌な苦味を全く感じさせず、クリーンでいて、どこかクリーミーなアフターテイスト。
このコーヒーはフードと合わせず、このコーヒーだけで、このコーヒーのもつ研ぎ澄まされた感を味わい浸るのが上品だと思う。
どっしりとしているが、洗練された味わい。先日スターバックスで通年出されているスマトラと比較したが、通常スマトラは土っぽさが強いが、こちらはより洗練され、木々の中でも新芽を選んで食べている感じ。深煎りのどっしりしているとは言え、苦味は嫌なほどは感じない。
スターバックスのコーヒーにしては珍しくドリップするとコーヒーが膨らんだ。これは焙煎してからまだまだ新しいのかな?
それに加えて、コーヒー豆も割れたりしている豆がほぼなく、状態がスターバックスにしてはよかった。
プレスでアイスコーヒーを抽出
エイジドスマトラはホットコーヒーにして深いコクをゆっくりと楽しみたい。
アイスコーヒーにすると、ウッディな深いコクはあるものの、カカオニブやバーント感のある苦味が強く出てしまう。甘さなどのサポートが乏しくアイスコーヒーには向いていない。