スターバックスのコーヒーとしては珍しいハニープロセスのコスタリカ。
一番驚くのはコーヒーの滑らかさ。今まで味わったコーヒーの中で何本かの指に数えられるほど、コーヒーを飲んだ時にテクスチャが滑らかで、シルキーなテクスチャ(もしくはスムースなテクスチャ)ってこういうことを言うんだって勉強になる。気持ちいいほど滑らか。
強いフレーバーを想像していたが、フレーバーは逆に落ち着いていて、カカオベースに、コンデンスミルクのような質感と滑らかさがある。
滑らかなテクスチャを感じていると、それにふさわしいほどやや重いボディの質感を感じられ、後味が至極な味わい。
苦みはほぼなく、目立った酸味はない。バランスがとれていて、非常に心地が良い。
非常にリッチなコーヒーで、上品なお客さんが来た時に是非とも出したい味わい。
コーヒーを人に例えると、ふくよかな肝っ玉母ちゃんのような肝が据わった印象。
個人的な好みでは、もう少し酸味とフレーバーが伴って、この贅沢な質感があるコーヒーだったら、文句なしの5点を付けたいが、正直な気持ちは4〜4.5。他のコーヒーで4点のものと比べてしまうと差別化の必要があるため、5点を付けた。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。ほぼフレーバーや飲み口の印象は同じ。個人的にはプレスの滑らかさの方が好み。プレスの方がバランスが整っている上、それに加えてこのコーヒーの持つ滑らかさがより一層贅沢に感じられる。
絶滅のおそれがあるジャガーの生息する地域で、周囲の環境にも配慮しながらハニープロセスで加工されたコーヒー
はちみつのような味わいと、フローラルさやラズベリーを思わせる複雑な風味をもつ、なめらかな口あたりのコーヒー
酸味:MEDIUM
コク:MEDIUM
相性のよいフレーバー:ミルクチョコレート、シナモン、ベリー類
--商品説明より
プレスでアイスコーヒーを抽出
ホットコーヒーで感じられた滑らかな質感がアイスコーヒーにするとどうなるか非常に楽しみだった
アイスコーヒーにしても濃厚な質感が飲み口後半からしっかりと感じられ、その濃厚さは大きなミルクプリンを頬張っているような食感。
ただアイスコーヒーにすると、飲み口はじめに、ドライな酸味が強くなり、ホットコーヒーに比べるとザラッとした印象。テクスチャも少しベルベットよりで、ホットコーヒーよりは劣る。
フレーバーにはカカオ、どことなくベリー、そしてミルクプリン。