ブラジルのコーヒーでもここまで甘さを感じられるのは珍しい。黒糖のような滑らかな甘さが楽しめる。
酸味は通常程度、苦味は全くなく、甘さが序盤から終盤まで常に強いコーヒー。
フレーバーに黒糖、黒飴を感じる。黒糖だけでなく、若干リンゴのようなフレッシュなフルーツ系のフレーバー、冷めてくるとギュッと絞った凝縮した酸味があるドライフルーツのフレーバーも控えている。
ブラジルでここまで美味しいコーヒーは久しぶり。冷めてくると少し酸味が強くかんじられ、甘さより酸味が増すかも。
コーヒーは黒飴を思わせるような味わいで上品。優雅な午後のティータイムに飲みたい。イメージする色合いはもちろん黒飴の包装紙も想像するが、それ以上に白色。レース生地の白が思い浮かぶ。(冷めてくると紫色)
ハンドドリップとプレスで淹れ比べた。ハンドドリップは初め甘さが強く感じられ、冷めてくるとドライフルーツの酸味をより強くかんじた。温度によって変化を楽しめる。プレスは終始落ち着いた味わいで冷めても甘さを伴ったレーズンを感じる。冷めてくるとプレスの方がアーモンド感あり。
中煎り後半です。
ローストアーモンドやブラウンシュガー、ミルクチョコレートなどの風味を感じます。
優しい甘さと滑らかな口当たりが特徴です。農園: Fazenda Passeio
生産者: Adolfo Henrique Vieira Ferreira
地区: Minas Gerais
標高: 1,100m~1,200m
品種: Bourbon
プロセス: Natural
意外と今回感じたフレーバーと公式のコメントが違うかも。ローストアーモンド、ミルクチョコレートの感じるが、温かいうちの黒糖、冷めてきてからのドライフルーツはあると思う。60℃ほどに冷めてくるとアーモンドも感が一気に増してくる。
ブラジル パッセイオブルボンの水出しは、水出しでここまでフレーバーを楽しめるのかってほど、フレーバー豊かな水出しコーヒー。もしかしたら通常のコーヒーで飲むよりもフレーバーを強烈に感じる。
フレーバーは、どストライクなナッツで、ウォルナッツやピーナッツあたりの印象。
コーヒーというより、アーモンドなどのジュースを飲んでいるよう。甘さもしっかりあり、客を招いたときに出しても喜ばれそう。
(追記)少しルイボスティーのような味わい。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。