スターバックスのロースタリー限定で販売されているグラビタスブレンド。
ブラックベリーとラズベリーのような少し暗さを伴うベリーフレーバーと酸味が甘酸っぱさを引き出し、それでもチョコレートのようなダークっぽさが高貴な雰囲気を漂わせている一杯。上品というより高貴な味わい。
冷めてくるとプルーンの味わいが非常に感じられる。
酸味や苦味がほのかな甘味のサポートを受け、バランスがよい。万人受けよりかは少しケニア系の酸味が好きな人向けのコーヒーで、アフリカ系のコーヒーを思い浮かべる。
スコアは最初迷って3をつけていたが、冷めてきたときのバランスの良さとプルーンそのもののような味わいが面白く、4とつけ直した。
コーヒーのイメージはお城のある街を囲む森を散歩しているような雰囲気。イメージカラーは難しいがワインレッド。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べてみた。ハンドドリップは甘酸っぱさが引き立ち、全体的にポップなイメージ。プレスは酸味は抑えられ、全体的に柔らかく丸い味わいになり、少し水っぽい。こちらの方が少し庶民的で、裏街を思い浮かべる。少しのっぺりとした表情。
コーヒー紹介カードによると、ブレンドの構成はコロンビア エル ケブラドン、ホンジュラス CAFICO、サンドライド エチオピア リム ネブソ アバデガの3種類。