コロンビア・カウカのセロ・アズール農園のゲイシャ。豊かでハツラツとしたフレーバーを楽しめる
セロアズールゲイシャ
昨年、友人が美味しいからと言って少し淹れてくれたのを飲んで以来の衝撃の印象だったこの銘柄。
今年はトロピカルフルーツではなく、メインのフレーバーはピーチとベリーの優しいフルーツ感。後味にかけてマンゴーなどの南国フルーツも感じられる。
全体的に優しい味わいで、スムースな口当たりだが、しっかりとした明確なフレーバーとそれを支える心地の良い酸味がある。甘さは後味の余韻の心地よさにあるが、はっきりと甘いわけではないかな。苦さはほとんどない。さっぱりとした印象(ショートフィニッシュ)。
セロアズールゲイシャは非常に夏っぽい印象のあるコーヒー。今年、コーヒーから受ける色合いはピンク。
初夏に、友人や家族とドライブで、桃狩り🍑(またはフルーツ狩り)に遠出するようなワクワクする予定や思い出を連想させる。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べた。個人的には圧倒的にプレスがおすすめ。ハンドドリップは(淹れ方によるだろうが)後味に雑味と苦味があり、少し心地悪さを覚える。少しフレーバーもぼやけた印象。
一方、プレスはしっかりとフレーバーと酸味が出て、セロアズールを満喫できる。
ビーチで寝そべりながら飲む、パイナップルが刺さったトロピカルジュースを思い浮かぶようなトロピカルフルーツやパイナップルのフレーバーを感じられる至極の1杯。アフリカ系とはまた違ったトロピカルなジューシーさが味わえ、フルーツティーなどの紅茶、トロピカルジュースを飲んでるような感覚に陥る。
ゲイシャだけあって、少しお高いが、それ相応の味わい。
プレスでアイスコーヒーを淹れた。
アイスコーヒーもさっぱりとしていて、しっかりとフレーバーが効いている。
フレーバーはフレッシュなイチゴとジャスミンティー。少し香料っぽさのするイチゴ。韓国の美酢のイチゴ味に近い。
後味は心地の良い甘さがある。
コーヒーのことをあまり知らず、適当に頼んでこのコーヒーが出てきたらあまりの美味しさに驚いて、コーヒーに興味が持てそうな気がする。
セロアズールの水出しコーヒー。
ジャスミンティのようなフレーバーのあるアイスコーヒー。少し香ばしさ。軽め。紅茶感あり。ただ甘さは控えめ。少し石鹸のような後味。
不味くはないが、このコーヒーは通常の淹れ方の方がより美味しく飲める。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。