深さがありつつも、その深さを背景にフレーバーの色鮮やかさを楽しめる面白いコーヒー。様々なアフリカの生産国のコーヒーがブレンドされることで、色んなフレーバー見つけることができる。エチオピアの華やかさ、ケニアのベリーさ、ルワンダのオレンジ感など
フレーバーはチョコレートのような深みがあり、そこに柑橘やベリーなどアフリカ特有なフレーバーがある。またローストから来る深みが非常に感じられ、そこもまた美味しさを感じる。ただロースト感も強く感じるので、深いコーヒーが苦手な人は嫌に感じてしまうかも。その点を踏まえると少し苦味があるので、オレンジというよりオレンジピールの方が適切かな。
深めのローストなので、やや苦みを感じるが、突出しているわけではなく、バランスは良い。酸味もフレーバーとともにあるが、嫌な感じではない。
このコーヒーを人に例えると、(ディズニーのビックサンダーマウンテンにいるキャストさんが着ているような)西部のカーボーイ衣装を着た、50代くらいの冒険家のおじさん。面白みもあり、深みもあるような男を想像する。
ハンドドリップとプレスで入れ比べてみた。ハンドドリップでは全体的にシュッとしていて、酸味や苦味、フレーバーにも鋭さがある。プレスは全体的に優しさがあり、プレスらしい丸い感じにほのかなオレンジのフレーバーがある。
プレスでアイスコーヒーにしてみた
苦さがあるが、後味はすっきりしたほろ苦い大人なアイスコーヒーが出来上がる。イメージは毎日工場で真っ黒になりながら木槌を打ち付ける職人を思い浮かべるような大人、こだわり、そしてガンコさ。でも仕事中は厳しいが、面倒見がよく、普段は茶目っ気があり、慕われてる。
アフリカのブレンドなので、苦味の中に紅色のような暗めなベリー感がある。どことなくアフリカンな味わい。でも、そこまで明るくはなく、苦さがメイン。
フレーバーはスモーキー、ロースティ、ほのかなベリーとミント。