定番なハウスブレンドのような王道なボールドな味わいのコーヒー。
チョコレートのような真っ黒な印象を与えるボディのある味わいで、後味は滑らかな質感で、少しクリーミーさを覚えつつもチョコレートのような甘さを感じる。
冷めてくると、どことなくフルーツ感が増して、マンゴーなどの甘さの強いフルーツのニュアンスがわかるようになる。
このコーヒーはびっくりするほど、コーヒー豆がコーヒーオイルに覆われていて、見惚れるほど。コーヒーから感じる色合いは黒色の下地に、オレンジ色が多少混じってるような印象。非常に昔ながらのコーヒーの味わいで、リッチ。朝や昼に飲むっていうより、飲む時間帯は夕方以降夜の時間を思い浮かぶ。ウィスキーなどのお酒の代わりに今日はコーヒーを飲もうかと言って飲みたいようなコーヒー。
ハンドドリップとプレスで飲み比べた。飲んだ中盤までの味わいはあまり変わらないが、後味の印象が異なった。ハンドドリップは質感が滑らかで、甘さが残り、例えるならジュワッと肉汁が広がるような甘さの心地よさ。プレスは少し清涼感が残りさっぱりしている。
(追記)朝淹れた残り(の液体)が残っていたので、その日の夜に飲んでみたが、1日経ってもこのコーヒーは美味しいと感じながら飲むことができ、熱いうちはあまり感じなかった完熟フルーツを感じられる。1日経っても美味しいのは品質の証。
温かいときはチョコレート、冷めると完熟フルーツの甘さや爽やかさ が印象的。奥行きのある後味の心地よいハーモニーをお楽しみ下さい。
プレスでアイスコーヒーを淹れた。
元々の味わいがハウスブレンドらしい、王道なチョコレートを感じさせる味わいで、アイスコーヒーもバランスがとれ、しっかりとしたカカオ感のあるコーヒーを楽しめる。
後味にかけて甘く、少しシトラスチックなフルーツさと、ブラウンシュガーのような甘みを楽しめる。
夏の暑い午後にゆっくりと1人で楽しみたいような味わいのアイスコーヒー。
水出しコーヒーにしてみた。
重めな水出しで、フレーバーには黒ごまがある。少し深めな焙煎なので、スモーキーに感じられるが、そのスモーキーさが黒ごまを思わせてくれる。甘さは控えめ。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。