JBC2024優勝の伊藤バリスタの大会使用豆。
袋を開封した時から、ローズヒップティのような酸味を伴う香りが漂う。
エスプレッソ、ラテも試してみたが、今回はプレス。エスプレッソも、酸味がきれいで、非常に美味しかった。
プレスで淹れると、だいぶあっさりしていて、最後の余韻が流れちゃう。水までとはいかないが、ショートフィニッシュ。ただ前半には強烈なフレーバーが面白い。
ローズヒップ、トロピカルフルーツ、特にドラゴンフルーツの酸味、後味に残る香りがメロンの余韻。
非常に面白い。コーヒーというよりジュース。トロピカルジュースを飲んでいるよう。
ただ、このコーヒーは、プレスで淹れるコーヒーは良さができれず、エスプレッソで飲んだ方がいいかもってことで、評価3。
--商品説明より
-BARISTA's COMMENT
エルディビソは毎年プロセスの完成度が素晴らしい農園だと思います。
発酵プロセスの豆は強すぎる味になってしまうこともありますが、特に今年のエルディビソはインパクトのあるフレーバーはしっかりしつつもフルーツ感と綺麗に結びつけられていて、心地良さと衝撃を同時に感じさせてくれます!!(伊藤大貴)
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TASTING PROFILE
まるで果実を頬張ったかのようなジューシーな酸味と糖度の⾼い濃厚な⽢さ。マンゴーやメロン、ピーチやライチなどフルーツミックスジュースのような印象も。冷める程に粘度が上がり⼼地の良い質感が素晴らしい銘柄です。 - FLAVOR
熱いときのフレーバー
TROPICAL FRUIT
MELON
冷めたときのフレーバー
完熟したマンゴーを思わせる⽢さと質感が強くなります。
-農園情報
【生産国】コロンビア共和国
【農園】エル・ディビソ
【標高】1,600〜1,800m
【生産処理】アナエロビック&エアロビックナチュラル
【品種】ブルボンアヒ
アヒ:コロンビア、ウィラ県ピタリートにあるラ・グアカ農園で⾒つかった品種で、コーヒーチェリーの⾹りが⾚唐⾟⼦(スペイン語で“アヒ”)に似ていることから命名されました。遺伝⼦調査の結果エチオピア野⽣原⽣種に由来していることがわかっていますが、移⼊の経緯は不明です。
【プロセス】
24時間の好気性発酵と約72時間の嫌気性発酵、チェリーから採取培養した酵⺟を添加した32℃の⽔で25時間の浸漬発酵を⾏い、サーマルショック(温→冷の温度変化を利⽤した成分固定技術)を加えています。