ブラジル・ダテーラ農園の品種ローリナとアラモサの低カフェインコーヒー。
暗いイメージの漂うブラジルだが、このコーヒーはジューシーな酸味があり、ケニアのコーヒーのよう。
煎りは浅いのでさっぱりとした飲み口で、一口目はアーモンドのような香り高さを感じるが、次第にベリー系の酸味とフレーバーが広がる味わい。余韻は長く、後味に甘さをしっかり感じられる。冷めてくると、さらにアプリコットやハチミツの甘さをより感じられる。
ローリナはブラジルで最近生産が行われている低カフェインの品種。アラモサは確かダテーラ農園で開発された低カフェインのハイブリッド品種だった気がする。コーヒー豆は非常に小さく、びっくりする。
コーヒーの印象は、ブラジルというよりはケニアのようなコーヒーで、いい意味でブラジルらしくない。感じる色合いは赤茶色。明るさはあるが、根に持つブラジルの暗さもある印象。
ハンドドリップとプレスの飲み比べ。そこまで味の違いは見られないので、気分や状況に応じて淹れられる。
フレーバープロファイル: アーモンド、アプリコット、はちみつ、ティライク
地域: パトロシーニョ市、セラード地区
農園名: ダテーラ農園
品種: ローリナ、アラモサ
標高: 1150m
生産処理: ナチュラル