コーヒー豆の状態から桃のような果実っぽい香りが漂う、豊潤なコーヒー。
桃のようなフレーバーがコーヒーから思いっきり感じられる。白桃よりプラム(すもも)あたりのフレーバー。ナチュラルプロセスらしく、少し艶めかしい独特な味わい。
フレーバーだけ先行し、コーヒーのコクや甘さなどがついていけてない感がある。全体的に甘さはあるが、軽い。果汁3%未満の桃ジュースのような味わい。
コーヒーからイメージする色合いはピンクで、コーヒーというより、桃ジュース。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べた。ハンドドリップは香り豊かでフレーバーがよりビビッドでピーチフレーバーをしっかり感じられる。プレスで淹れるとどことなく色褪せた感じがあり、フレーバーやコク、甘みなどだいぶ劣る。
水出しコーヒーにしてみた。
これでもかっていうほど果実感が溢れ出てくるような水出しコーヒー。
まだ少し未熟なプラムを思わせるようなフレーバーに、後味は果実感のある甘さが楽しめる。果実感があって、甘さもあるが、後味の最後までは及ばず、ラストは少しドライさが残る。
水出しだからと言って他の淹れ方とは違う味わいではなく、他の淹れ方同様に溢れ出すほどのピーチフレーバーとナチュラルプロセスのロットっぽさが感じられる。好き嫌いは分かれる。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。