台湾産のゲイシャ種・ナチュラルプロセス。
中米で生産されるゲイシャ種に似てザ・スペシャルティという味わい。非常にクリアで、後味に全く雑味がない。トロピカルフルーツの明るいフレーバーに加え、ナチュラルプロセスから来る芳醇な香りが、どこかフルーツ酒の印象を与えてくれる。
フレーバーはパイナップル、ライチ、ワイニー、フルーツ酒。
非常に明るいゲイシャ種らしい酸味とフレーバーがあり、ボディは軽く、さっぱりしていて飲みやすい。
コーヒーには珍しく、冷めてくると塩味が感じられる。
コーヒーから受ける印象は、明るい黄色。個人的にリッチな気分を味わいたいときはもちろん、この美味しさは誰かと一緒にのんで共有したくなるような味。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。プレスで淹れるとボディが乏しく、ウォータリーな印象。このコーヒーはハンドドリップでしっかりと酸味とボディを出す方が美味しさを十分に発揮できそう。ハンドドリップは、しっかりと明るい酸味とフルーツフレーバーが出て美味。
プレスでアイスコーヒーを抽出
ナチュラルプロセスらしく、ワインのような発酵を伴ったフルーツ果実があり、魅惑的なアイスコーヒー。果実酒または、どことなくフルーツ酢のような後味。
甘さはしっかりとあり、心地よく、さっぱりとしている。酸味はあるが、強くはなく、全体的に非常にバランスが良い。
個人的な感想は6月の梅雨の時期になんとなく飲みたいなって味わい。コーヒーから受けるイメージする色合いは紫色。
水出しコーヒーを抽出
完熟フルーツを思わせるようなフルーティで明るいアイスコーヒーに仕上がった。水出しコーヒーの中でも、しっかりと甘さを感じさせる後味が楽しめる。
ナチュラルプロセスのコーヒーらしく、特有のねっとりとしたフルーツぽさを感じさせるので、好き嫌いは分かれそう。
フレーバーには、ブルーベリー、後味にかけてカスミなどの可憐な草花を思い浮かべる。
初夏にかけて飲みたいすっきりとした味わい。すっきりとしつつも、夏らしいフルーツぽさもあるので、春というより初夏っぽい。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。