ケニア産シングルオリジンにしては酸味も乏しく、ケニアらしい明るいフレーバーもボヤけている。全体的にウォータリーで薄い味わい。
アメリカーノのようなウォータリーさで、軽く飲めると言えば軽く飲めるコーヒー。ケニアらしいジューシーさはあるが、フレーバーはボヤけてシトラスとベリーのようなものは感じられる。ジューシーで後味にかけて余韻は長く続くが、心地悪いわけではないが、心地よさに欠ける。全体的に残念。
コーヒーのイメージは印象派の絵を見てるようで、ゴッホがケニアの大地をボヤけた印象派チックな絵を描いたら、このコーヒーって感じ。
ハンドドリップとプレスで飲み比べてみた。ハンドドリップの方が少しだけ酸味とフレーバーが強く感じられ、プレスは全体的に丸い。ハンドドリップはベリーだが、プレスはカカオ(orチョコレート)でコーティングされたベリーという印象。