一口目の印象は濃いな、フレーバーがとりづらいなという印象。
何度飲んでもフレーバーは漠然としていて、ハーバル、チョコレートのフレーバーに、後口に微かなヌガー感。
去年までにあったオレンジの明るい印象はなく、今年は深めで、冬らしいゆっくり飲みたい味わい。それでもさっぱりとしている。
シダーのような豊かな香りと、オレンジマーマレードやスパイス、ほのかにバタースコッチを思わせる風味をもつコーヒーです。
—商品説明より
たしかに言われると、濃いシダー感があり、後口にかけてもハーブの余韻を楽しめる。紹介には、そのあとオレンジマーマレードやスパイス、バタースコッチと続くが、スパイスはなんとなくわかるが、シダー&ハーブでフレーバーは終わってて、オレンジマーマレードやバタースコッチは全く感じられない。
毎年このブレンドはクリスマスツリーが輝いてるような情景を思い浮かばせてくれるが、今年は熱帯地域にありそうな鬱蒼とした森を思わせるシダーな印象を強く受けるコーヒー。
ハンドドリップとプレスで淹れ比べ。ハンドドリップは若干プレスよりもさっぱりとするが、少しオレンジのようなニュアンスのフレーバーもある。
プレスはどちらかというと、深さがあり、なめらかで、よりどっしりとした味わい。こちらの方がゆっくり飲みたい。


今年のリザーブのクリスマスは飲み心地がよい一杯。際立つフレーバーはみつけがたいが、後味にかけて甘さがあり、その甘さの中にオレンジやブラウンシュガーのような味わいが見つかる。エイジドスマトラベースなのでどっしりしていて深みがあるが、スマトラらしい粗雑さはなく、エレガントなフィニッシュで心地良さがある。
華やかなフレーバーや酸味などはなくその点ではリザーブらしくはないが、リザーブコーヒーに見合うコーヒーの味わいの優しさ、フィニッシュのエレガントさはリザーブらしいなと思う。
このコーヒーはどこか外へ持っていくようなものではなく、食卓について(もしあれば暖炉の火と一緒に)、しっかりと、それこそ「大好きな人と一緒に」しっかりと味わいコーヒー。
味わいは全く違うが、イメージは寒い日の夜におじいちゃんが温めて出してくれたホットミルク。両手でマグカップを持ちながら、手を温めながらゆっくりと飲むイメージ。
ハンドドリップとプレスと淹れ比べてみた。ハンドドリップはバランスがとれていて飲みやすく、後味ブラウンシュガーがより感じられる。プレスは少しオレンジ感があり甘さを感じる。
ジンジャーやスイートオレンジのような風味に、シダーを思わせる心地よいスパイス感のあるコーヒー
スターバックスのマスターブレンダーが腕を振るって2種類の素晴らしいコーヒーをブレンドし、クリスマスの雰囲気があふれ、この季節を祝福するようなコーヒーに仕上げました。豊かで、そして温もりも感じられる風味は、クリスマスの時期の優しく穏やかな雰囲気にも通じます。
海を隔てたインドネシアとコスタリカという2つの産地の異なったテロワールのそれぞれの特徴は、このコーヒーの味わいに表れています。コスタリカにあるスターバックスの自社農園であるハシエンダ アルサシアで栽培されたコーヒーは、鮮やかな柑橘系の風味が特徴です。一方、厳選した生豆を使用したエイジド スマトラはシダーを思わせる心地よいスパイス感のある風味が特徴です。この芸術的で素晴らしい2種類のコーヒーが合わさることで醸し出される絶妙な味わいは、まるでクリスマスの楽しい集いのためのシンフォニーを奏でているようです。


正直このブレンドはケンカしてるような気がしてしょうがない。ハシエンダアルサシアのコーヒーを飲んだことがないのでどんな味わいなのかわからないが、コスタリカ産なので多分明るいコーヒーなのかなと思うと、コク深いエイジドスマトラと明るいコスタリカのコーヒーでお互いが主張しあい、引き立てあってない感がすごい。それが後味に残るほろ苦さ感を生み出してるのかな?
印象はクリスマスツリーのようなコーヒーなんだけど、クリスマスツリーの枝や葉っぱを食べてるような印象。明るさと深さを持ち合わせた2重人格者のようなコーヒー。
(追記. 2019.1.25)
余ってた10gを少量でプレスで淹れて見たが、ドリップで淹れた時よりも印象が良く、明るい印象ながらも、後味にはコクがある。
イメージはクリスマスツリー🎄を思わせてくれる明るい若い樹々の印象。
風味はそこまで感じられず、「樹々」を思わせる。若い樹ばっかかなと思うが、たまに樹齢何百年の古い樹の貫禄の深みがあり、面白い。
若干薄いかなと思うが、苦味や酸味はなく、あっさり飲める。


プレスで水出しコーヒーを抽出
雑味のある味わいのコーヒーになるかなと思いきや、意外と美味しく、しっかりとした味の水出しコーヒー。
後味にドライさが少し出てしまうが、味わいはさっぱりとしていて、黒糖の味わいをほのかに感じられる。
さっぱり具合がほどよくゴクゴク飲める。この点がとてもよい。コーヒー自体も軽い。
コーヒー豆を粗挽きで挽き、コーヒープレスにコーヒー粉とお水を入れる。 冷蔵庫で15時間ほど寝かす。15時間後抽出し、2倍で希釈。出来上がり☺︎
(*)覚えやすいように、水はコーヒー豆10gに対してお水100ccの分量。コーヒープレスがなければ容器でOK!
(**)粉量や寝かす時間、希釈量を変更すれば、好みにあった濃さの水出しコーヒーに調整できます。
プレスでアイスコーヒーを抽出
一口目はハーブとカカオが混ざったような苦さと深さがあり、あまり心地よくなかったが、二口目以降は深さから来る柔らかさ、ハーブのようなフレーバー、少しロースト感のあるスモーキーさで、ダークチョコレート感のある深さが楽しめる。わずかに明るい。電気のついてないクリスマスツリーのよう。悪くはないが、わざわざアイスコーヒーにするのはもったいない気もする。
ホットコーヒーで飲んだ後にこのコーヒーでアイスコーヒー淹れたらと気になったのでアイスコーヒーで淹れてみた。このコーヒーがもつ深みがアイスにすると台無しになって雑味が出るかなと思いきや、非常に美味しいアイスコーヒーができた。
クリーミーなコク、後味にブラウンシュガーのような濃厚な余韻を残し非常に心地が良い。個人的にはホットコーヒーよりもアイスコーヒーの方が美味しく飲める。(ただホットコーヒーを飲んだマグカップと違い、アロママグで飲んだので感想には若干差異あり)
アイスコーヒーによくある酸味、苦味や雑味はなく、アイスコーヒーながらもブラウンシュガーのような味わいを持ちつつ、ボールドな味わいで、余韻にコーヒー感がしっかりとある。
【レシピ】
20g 180gの氷に180ccのお湯(94度)で急速冷却。